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おつまみに、おやつに、ごはんに!もっと活用したい今が旬の「枝豆」の力

  • 2017.7.13
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納豆に豆腐に豆乳。大豆製品はヘルシーというイメージがあると思いますが、意外に知られていないのが枝豆の栄養です。枝豆は大豆と同じ植物で、未熟の状態で摘み取ったものが枝豆として食べられています。
その栄養価の高さに海外でも”Edamame”の名前で知られており、広がっているのだとか。今回は今が旬でもある枝豆の栄養に迫ってみたいと思います。
 

■豆と野菜の両方の栄養がひとつに

枝豆は豆としての良さと野菜としての良さという二つを兼ね備えた食べ物と言えます。豆の特徴してはたんぱく質が豊富なこと。たんぱく質は身体をつくる材料ですから、美容を考えたうえでも欠かせない栄養素です。
美容というところでいくと、肌の調子を整えるビタミンB群が多いのと、抗酸化作用をもったβカロテンが多いので、紫外線の害から大事な肌を守ってくれます。
 

■食物繊維、ミネラル類も豊富

さらには食物繊維も豊富なので、お腹を調子を整え、腸内環境改善効果も期待できます。また、ミネラル類も多く、カルシウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛など、幅広い種類のミネラルを豊富に含んでいます。カルシウムや鉄分などは特に女性は不足しやすいので、嬉しいですね。
このように、まさに悪いところが見当たらない、栄養素の塊ともいえるのが枝豆なのです。
 

 

■おやつにもおつまみにもごはんにも

さらに枝豆が嬉しいのは、ただ塩を入れた湯でゆがくだけで美味しいところです。それも面倒だという方には冷凍したものも売られています(ただ、生の豆から茹でたほうが香りが良いので、できれば茹でたいところ)。凍ったまま持ち歩いて、外で間食としても楽しめます。
もちろん、居酒屋のおつまみでは定番メニューですので、まずは枝豆を注文するようにしましょう。また、ごはんに梅干しや青じそ、みょうがなどを刻んだものと混ぜて混ぜごはんにすると、美味しく食べられてたんぱく質も補給できるので、この季節はオススメの食べ方です。

 
ということで今回は枝豆の栄養についてお伝えいたしました。身近すぎて見過ごしがちな存在ですが、この機会にあらためてその良さを見直して、日常の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。
おつまみに、おやつに、ごはんに!もっと活用したい今が旬の「枝豆」の力はWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

圓尾和紀

“日本人の身体に合った食事を提案する”フリーランスの管理栄養士。TVや雑誌の出演、講演、執筆、カウンセリングなどで活動中。「カラダヨロコブログ」は月間アクセス20万以上。著書“一日の終わりに地味だけど「ほっとする」食べ方”が2017年4月24日に発売予定。

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