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もらうとミジメになる!? ママ友間で起きやすい旅行土産トラブルと対処法

  • 2017.7.12
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夏休みなど、旅行シーズンに入ると頻繁になる“お土産のやりとり”。

基本的には、もらうのもあげるのも嬉しいものですが、ママ友間ではちょっと様子が異なります。

微妙な距離感のママや、生活レベルが大きく異なるママからもらう旅行土産に困惑&迷惑している……そんな声もあがっているんです。

今回は、ママ友間で実際にあったお土産トラブルを取材してきました。トラブルを避けるために心得ておきたいこともあわせてご紹介しましょう。

●「お土産なんてもういらない!」受け取る側の意見

『同じマンションのママ友が、家族旅行のお土産をしょっちゅう持ってきます。ひとりっ子家庭だし、金銭的に余裕があるんでしょうね。わが家は子どもが3人いるので、毎日生活するので精一杯。家族で旅行なんて、お金がかかりすぎて絶対無理。旅行土産をもらう度に格差を痛感して、みじめな気持ちになっちゃう んですよね。本心では、もう欲しくありません。断りたいけど、何て言ったらいいのか分かりません』(40代女性/主婦)

最初は素直に喜べても、あまりにも頻繁にお土産を渡されると、何だかモヤモヤしてしまうんですよね。

賛否両論あるかもしれませんが、私にはその気持ち、ちょっと分かります。

というのも、私の周りにもセレブ系のママさんがちらほらいるからなんです。

海外旅行慣れしている彼女らは、お土産のチョイスだってハイセンス。定番のチョコレートや、日本でも手に入るようなグッズは絶対に買ってきません。見たこともないオシャレな小物や、現地で最先端のお菓子を、ポンとスマートに渡してくれるんです。

一方わが家は、そこまでの余裕はありません。たまに遠出するときに一生懸命お返しを選びますが、頂いている品物のセンスや金額を考えると、何を買っても見劣りしている気がして途方にくれてしまいます。ああ、格差社会……なんて思いながら、いつも夫と苦笑いしているんですよね。

さらに追い打ちをかけるように、こんな意見もありました。

『もらって困るのは、電車で1〜2時間くらいの場所にある水族館とかのお土産ですね。おまんじゅうとかクッキーとか、おいしくないし本当にいらない 』(30代女性/金融)

いつもいい物をいただいてばかりだから、せめてものお返しと思って買っていく近場のお土産。でも、そんなふうに思われていたらと考えるとショックです。

●「買うのも渡すのもコリゴリ!」渡す側の意見

お土産をあげる側のママからは、こんな声がありました。

『子どもの仲良しじゃなくて、自分の仲良し度であげる相手を選別していました。そうしたら、ある日学校から帰ってきた娘が涙ながらの大ブーイング ですよ。「なんで○○ちゃんママにはあげて、△△ちゃんママにはあげなかったの!? 私学校で△△ちゃんに文句言われたんだけど!」だって。女って面倒くさいですね〜』(40代女性/出版)

お土産をあげるにしても、知っているママ全員に渡してはキリがありません。あげる人・あげない人を、どこかで線引きしなければならないのは当然です。

しかし、ママ間での仲良し=子ども間での仲良し、というわけには必ずしもいかないのが難しいところ。こんなふうに子どもから訴えられてしまうと、その線引きをどこに設定したらいいか分からなくなってしまいます。

それにしても、子どもの間でこういう話がなされるということは、△△ちゃんママは自分のお子さんに「私だけお土産をもらえなかった」と愚痴っているということでしょうか。なんだかそれも、背中がゾワゾワする話です。

●トラブルを避けるためには?

面倒なお土産トラブルを避けるためには、どうしたらいいでしょうか。

旅行にいくときは、お土産は“全員分買う”または“一切買っていかない”の2択にするのがよさそうです。買うならば全て同じものを、ちょっぴり余るくらいそろえておくと安心ですね。

そして、もうお土産は欲しくないなら、それをさり気なく伝えられるといいでしょう。ただ、単純に「お土産は気にしないで」とだけ伝えても、遠慮していると思われてしまいがち。ここはひとつ、「もう自分も買っていかない」ことをあわせて伝えてみてはいかがでしょうか。

たとえば、「お土産のことは考えないで、楽しく遊んできてね。私たちも次行くときはそうさせてもらうから 」と言ってみましょう。不毛なお土産合戦を終わらせることができるかもしれません。

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楽しいはずの旅行が、お土産でトラブルになってしまうのは本当に残念なこと。

最後までいい思い出にするためにも、ママ友間でのお土産のやり取りには気をつけたいところですね。

●文/パピマミ編集部
●モデル/貴子(優くん、綾ちゃん)

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