1. トップ
  2. 恋愛
  3. 働くママが、おこづかいは一番低かった! このモヤモヤどうすればいいの?

働くママが、おこづかいは一番低かった! このモヤモヤどうすればいいの?

  • 2017.7.8
  • 47495 views

©miya227 - Fotolia.com

広告業界や商品開発など、マーケティングで用いられる世代区分として35~49歳の女性を「F2層」と呼ぶことをご存じでしょうか。この世代の女性は妻や母親、あるいは娘とさまざまな役割をになっている人が多く、ほかの層と比べて日ごろから「モヤモヤ」を感じている人が多いそう…。

そんなモヤモヤの解消行動に関するおもしろい調査結果をみつけました。今回はストレス解消の方法と自分が大切にしている「価値」の関係を探ってみたいと思います。

■F2層の女性の毎日は、モヤモヤ・イライラだらけ!

株式会社ビデオリサーチ「F2ライフは“モヤモヤフルネス”」セミナー

株式会社ビデオリサーチがおこなった調査によると「普段の生活のなかでモヤモヤ・イライラ・ストレスを感じることがある」と答えたF2層の女性は、なんと87%…! 働きざかりも含まれるこの世代は仕事の責任も重く、頼りにされたり、たくさんの部下をもっていたりする人もいることでしょう。

子どもがいる人は子育てや教育について悩んだり、迷ったりすることが多々ありますよね。また親との同居や介護問題が浮上してくるケースも。複雑化する日常に身をおいていることを考えれば、「モヤモヤ」を感じるのは自然な流れといえそうです。

■年収は高め! でも、自分に使えるお金と時間はなし(泣)

株式会社ビデオリサーチ「F2ライフは“モヤモヤフルネス”」セミナー

F2層はほかの世代と比べ、家事育児と仕事を含めた総労働時間と世帯年収の平均値が高い傾向にあります。仕事に精をだしてしっかり稼ぎ、家のことを考えている。それにもかかわらず判明したのは、自分自身が使える「おこづかい」が最も低いという泣きたくなる事実!

20,000円以上のF1、F3層と比べ、F2層のおこづかいは約14,000円。約6,000円もの開きがみられます。しかし「自分のために」と買い物に行っても、実際は「これだけだせば、家族でおいしいものを食べにいける」と、われにかえる友人が私のまわりにも多いこと! 家事育児に仕事。やりがいだけで満足してしまう世の女性たちのなんと多いことでしょう…。

■どうやって解消すればいいの?

そんな日常のなかで生まれるモヤモヤは、どうやって解消しているのでしょうか。調査で明らかになった共通点は「毎日のなかでできる」「ちょっとした息抜き」であること。

株式会社ビデオリサーチ「F2ライフは“モヤモヤフルネス”」セミナー

※「コーピング価値」とはf2ラボが定義した概念で「コーピング消費の裏側にあるコーピングの本当の目的」のことです。

上の表はモヤモヤ解消行動から感じる「気持ち」に焦点をあてたものです。
<気持ちが満たされ、ストレスが解消に向かうパターン>
・「安心・安定」
・「高揚・爽快感」
・「成長・達成感」
・「自由・気まま」
・「逃避・忘れる」
・「受容・承認」
「自分がそれをすることで、どう感じるか」により6種類に分類できるそう。

「部屋のなかで大声量で歌う(アカペラ)」「お風呂のなかで筋トレ」といった行動でしっかりストレス解消できる私は「高揚・爽快感」「成長・達成感」行動に価値を見出しているのかもしれません。

だから「いつもはこれでスッキリできるのに、今日はまだモヤモヤしてる」という人は、価値の置き場所が変化している可能性あり! そんなときは解消行動を変えてみてはいかがでしょうか。

© maroke - Fotolia.com

たとえば、普段からだれかにグチを聞いてもらうのは気がひけると1人で過ごしている人は、だれかと会って自分のことも話してみれば「自由・気まま」から「受容・承認」へ。

おいしいものを食べてスッキリしていた人は、本物そっくりにかわいく彩るデコスイーツなど手先を使う趣味をもってみると、「高揚・爽快感」から「逃避・忘れる&成長・達成感」へ。

パターンに変化を与えることで、モヤモヤ解消の効果が高まるケースもあるのではないでしょうか。

© Monet - Fotolia.com

行動を起こすことで、どうなりたいのか。自分は何に価値をおいているのかをその都度みつめることができれば、モヤモヤを感じても上手に気持ちを切り替えることができるのかもしれませんね。

<参考サイト>
株式会社ビデオリサーチ
「F2ライフは“モヤモヤフルネス”」セミナー

(すだ あゆみ)

の記事をもっとみる