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大掃除いらず! 片付けてもリバウンドしない収納術5つ

  • 2014.12.25
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【女性からのご相談】

20代主婦です。片付けの番組などを見てまねをするのですが、その状態を保てるのはせいぜい半月。すぐぐちゃぐちゃになってしまいます。どうしてでしょうか。

●A. ご自宅の状況に合わせたマイルールを作り、リバウンド知らずのお片づけを目指しましょう。

こんにちは片付けパーソナリティあさがみちこです。

テレビや雑誌をまねてもうまくいかないのは、実は珍しいことではありません。なぜそうなるかというと、単純明快。その家はあなたの家とは違うからです。

きっと参考にされた家や収納場所と、あなたの住まい方に違いがあるのでしょう。ご自宅の収納を1度見直してみてください。

●スッキリ収納のために心がけておくべきこと5つ

●(1)使う場所に使うモノを置いていますか?

例えば、実際はリビングで使用頻度が高いのに、収納は寝室にしている。そんなことはありませんか?

モノは使う場所に定位置を作ってあげると戻しやすくなります。そうでないと持ち運びがどうしても面倒くさくなり、ほったらかしてしまいがち。極力使う場所に定位置を確保してあげましょう。

●(2)たくさん入れ込んでいませんか?

収納場所に余裕がなく、出すのは簡単だけどしまうことに手間取る。そんな状態だと、「まぁいいや」となり、出しっぱなしになってしまうのです。

収納には余裕を作り、入れやすい状態を保ちましょう。

●(3)使用頻度別に収納を心がけていますか??

例えば、一番取り出しやすい腰高の位置に全然使用しないモノが占領していて、よく使うモノが高いところや腰をかがめないと取れない不便な場所に入っていませんか??

モノの取り出しやすい位置は基本的に中→上→下。これに合わせて使用頻度の高いモノ順に入れていきましょう。

●(4)必要以上にモノを購入したり、持ち帰っていませんか?

入ってくるモノの量が多かったら必然的にモノは増えていきますよね。処分しないで新たなモノを持ち帰ってきたらそのモノの行き場がなくなり、部屋にモノがあふれる原因になります。

試供品や粗品。ノベルティグッズ。お得だからと使わないのについつい持ち帰って、そのモノが結局部屋の散らかる原因の元とならないよう、気を付けましょう。

●(5)元にある場所に戻していますか?

まぁいいか。と出しっぱなしを続けていたら、もちろんいい状態は保てません。

定位置管理。せっかく場所を決めたなら毎回そこに戻してあげましょう。毎回が面倒だったら、一時置き場などのためにカゴを置き、一時置き場を作ってあげましょう。モノを床置きはしない生活を目指しましょうね。

●来年はスッキリとした暮らしを

もうすぐ2015年です。新たな年は、スッキリした環境で迎えたいですよね。

整理収納を上手に行うことによって、時間も、お金も、そして心にも余裕ができるだけでなく、掃除なども圧倒的にしやすくなります。

整理収納と掃除は別物ですが、密接な関係にあります。整理収納がうまくいけば、来年の今ごろ、大掃除なんて他人事。なんて言っているかもしれません。

ぜひ収納ゾーンを見直して、ご自身ならではの収納を作り上げてください。

【参考リンク】

・若年主婦の大掃除への「おもい」と実態 | 花王 くらしの研究(http://www.kao.co.jp/lifei/report/07/)

(ライタープロフィール)

あさがみちこ(片付けパーソナリティ)/整理収納アドバイザー2級認定講師・遺品整理士。イベントMCやナレーション、ラジオのレポーターなどの仕事の傍ら、趣味が高じて取得したアドバイザーとしても精力的に活動中。完璧ではなく「好い加減にちゃんと」をモットーに、企業やカルチャースクールでの講座を担当したり、悩める女性のためのカフェレッスンや、お客様のお宅に伺っての整理収納作業なども行っている。電子書籍『好い加減にちゃんと。: 恋愛上手になれる片付けマインド』iTunes/Kindleで配信中。

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