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超絶くさい! クシャミをした時に出る“臭い玉”の正体

  • 2014.12.25
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【男性からのご相談】

この前、クシャミをしたら薄い黄色の小さい玉みたいなのが飛び出して、指でつまんだら潰れて強烈な匂いがしました。よくかまないから米が喉に引っ掛かったまま腐ったのかと思いますが、それにしても臭すぎます。あれは何か病気のサインですか?

●A. 膿栓(のうせん)は白血球や細菌の付いたホコリ、食べかすの塊です。

こんにちは。健康管理士のSAYURIです。ご相談ありがとうございます。

喉の奥から飛び出した臭い玉の正体は膿栓だと思われます。きっとあまりの臭さに驚かれたことでしょう。

膿栓は扁桃(へんとう)栓子、石灰化して固くなったものを扁桃結石ともいい、臭い玉という俗称があるほど、強烈な匂いを放ちます。空気が乾燥し、細菌の付いたホコリが舞い上がる冬は、膿栓が増える時期でもあるので、注意が必要かもしれませんね。

●膿栓ができる仕組み

人の体には喉の奥に扁桃と呼ばれる場所があるのですが、扁桃の表面は複雑に入り組んだ形をしていて、侵入した細菌やウイルスなどを殺して体内への侵入を防ぐ働きを持っています。

この扁桃の表面にある腺窩(せんか)と呼ばれる小さな穴に、リンパ球や白血球、細菌の死骸の塊、食べ物のカスなどがたまって固まり、膿栓を作ります。大きさは1mm程度のものから、大きなものでは5mmほどになることも。

喉の構造などによって、できやすい人とそうでない人に分かれますが、免疫機能が働いた結果として生じるものであり、病気ではありません。

●その口臭、膿栓が原因かも!?

日本人は成人の80%近くが歯周病だとも言われていますが、歯周病も初期であれば口臭には影響がありません。

にんにくやニラといった口臭の原因になるようなものを食べた覚えがない、歯周病も心配ない、そして胃の調子もいいのに、口臭が気になる。そういった場合はこの膿栓が原因になっている可能性があります。

・歯を磨いたのにすぐ口臭が気になる

・喉の奥に何かがはさまっているような感じがする

・喉の奥がゴロゴロするような違和感がある

というような自覚がある場合も、膿栓の可能性があります。また、口呼吸の人は口から空気と一緒に細菌がついたホコリを吸い込む量が多くなるので、膿栓ができやすいともいわれています。

●膿腺を予防するには

まずはちゃんと鼻呼吸をすること。鼻から入った空気は鼻腔(鼻の穴)内で温められ、鼻毛によってある程度は細菌や細菌のついたホコリの侵入を防ぐことができます。エチケットとして鼻毛のカットをする場合でも切りすぎには注意した方が良さそうですね。

あとはうがいをするときには、上を向いてちゃんと喉の奥まですすいで、きれいに洗い流すことも大切です。

(ライタープロフィール)

SAYURI(心理食育インストラクター)/長年の医療機器メーカー勤務の経験から健康管理士、食育インストラクター、心理カウンセラーの資格を取得し、健康管理士事務所『優縁』を設立。現在、食で愛を育む食愛ナビゲーターとして、食育の講演や執筆活動を中心に、NPO法人『予防医療推進協会』理事長として、成人向けの生活習慣改善のさまざまな提案を発信中。

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