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この夏のダイエットにオススメ! “もち麦”の痩せ効果が期待大のワケとは

  • 2017.7.5
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夏が近づき、そろそろダイエットを始めようと思っている人も多いのでは? 美味しい食材を食べて痩せたい人にオススメなのが、大麦由来の “もち麦”。もち麦ダイエットが効果的な理由と美味しいアレンジレシピをご紹介します!

●食物繊維が凄い! ダイエットに最適な食材“もち麦”とは

もち麦とはもち性の大麦のこと。大麦よりもモチモチしているのがもち麦です。注目したいのは食物繊維。100g当たりに含まれる食物繊維量が玄米の約4倍、白米の約25倍なんです!
そもそも大麦には、不溶性と水溶性という2つの食物繊維がバランスよく、多く含まれます。不溶性食物繊維は便のかさを増やして排便を促し、さらに発がん性物質などの腸内の有害物質を対外へと排出させる役割があります。
そして水溶性食物繊維(β-グルカン)は糖分の吸収速度を緩やかにし、血糖値の急激な上昇を抑えます。さらに脂肪吸収を抑え、血中コレステロール値を減少させる効果も。このβ-グルカンは、2015年には消費者庁に認められた機能性なんですよ。
このように、2つの食物繊維が同時に働くもち麦は、腸内環境を整えて便秘解消に、さらにはコレステロール値を低下して生活習慣病やメタボに効果テキメン。白米の代わりに大麦、もち麦を食べることで、痩せ体質を目指せちゃうんです!

●もち麦(大麦)は朝に食べるのがオススメ

そんなもち麦、大麦のオススメの食べ方は朝。朝食を抜くと、次に食べ物が体内に入ったときに急激に血糖値を上昇させ、さらには余分に栄養を溜め込もうとします。そのため、朝食を食べない人の肥満リスクは、食べている人の4.5倍という結果もあるんだとか。
しかし、もち麦(大麦)を朝食べることで一緒に食べた物の消化吸収をゆっくりにし、そしてその後の昼食、夕食まで食後血糖値の上昇を抑えてくれます。つまり一日中太りにくい状態を保つことができるんです!
また、もち麦の特徴は何といっても粘りが強く、モチモチとした食感が楽しめること。玄米のパサパサ感が苦手な人や、白米のようなしっかりとした食べ応えが欲しい人にとっては、朝でももち麦はとても食べやすいんですよ。

●食べ方いろいろ! アレンジレシピもご紹介

大麦、もち麦はその食べやすい食感から、様々な食べ方を楽しむことができる食材。朝食向けのアレンジレシピを2つご紹介します!
●大麦とヨーグルトとバナナのスムージー

【材料(2人分)】
・バナナ (2つにちぎっておく)…1本
・牛乳…1カップ
・ゆで大麦…60g
・無糖ヨーグルト…50g
・こしょう…少々
【作り方】
(1)バナナと牛乳をミキサーにかける
(2)1にゆで大麦、ヨーグルトを加え、軽くミキサーにかける
●大麦(もち麦)グラノーラ

【材料(2人分)】
・大麦(もち麦)…100g
・お好みのドライフルーツ…30g
・オリーブオイル…大さじ2
・ハチミツ(メープルシロップ)…大さじ2
【作り方】
(1)オーブンを150℃に加熱しておく
(2)鉄板にクッキングシートを敷き、大麦を並べて、①の加熱したオーブンで15分加熱する
(3)②を取り出し、完全に冷ました後、お好みのドライフルーツ、調味料Aを加えて、手早く全体に混ぜ合わせる
(4)③を再度、鉄板に広げて、150℃のオーブンで15分加熱する
その他にも大麦やもち麦を白米やサラダ、スープやハンバーグ、ヨーグルトの中に入れるだけでもOK。皆さんも、今年の夏は美味しく、簡単にダイエットしちゃいましょう♪
(富士みやこ)

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