1. トップ
  2. レシピ
  3. NYで味わった感動を日本に。旨みの詰まったピーナッツバターをつくる「杉山ナッツ」

NYで味わった感動を日本に。旨みの詰まったピーナッツバターをつくる「杉山ナッツ」

  • 2017.7.1
  • 2584 views

静岡県浜松市でピーナッツバターを製造・販売している「杉山ナッツ」は、ニューヨークで出来立てのピーナッツバターを食べた時の感動を故郷の人にも味わってもらいたいという思いでスタートしたブランド。遠州地域の在来種である最高級落花生“遠州小落花”を使い、旨みと甘みの詰まった濃厚な味わいを届けています。

ニューヨークで味わった感動を日本へ

静岡県浜松市で、遠州地域の在来種である最高級落花生“遠州小落花”を使ったピーナッツバターを製造・販売している「杉山ナッツ」。畑作業から焙煎、加工も全て1人で行っているという杉山さんは、地元浜松で高校を卒業したのちニューヨークに渡った経験を持っています。その後、“なにか自分らしいことがしたい”という思いを持って浜松に帰郷。ニューヨークで初めて出来立てのピーナッツバターを食べた時の感動を故郷の人にも味わってもらいたいという思いで、ピーナッツ栽培をスタートさせたのだそう。

私が魅了されたピーナッツバターという一つのアメリカ文化を日本に持ち込む。それを日本らしく洗練させ日本文化に浸透できる様な商品を目指しています。

出典:http://www.sugiyamanuts.com/

ピーナッツは、収穫後の冬の2ヶ月間、からっ風で天日乾燥させたのちにさや付きのまま大切に保存。注文を受けてから自社焙煎させ、ピーナッツバターがつくられます。浜北で丁寧に育てられたオーガニックみかん蜂蜜と、沼津産の天然塩でじっくりとロースティング。甘みも香りもとっても豊かな、手間暇かけた手づくりの味わいが口の中に広がります。パンに塗ったり牛乳やスムージーに加えるだけではなく、味噌炒めに加えたり和え物に使ったりと大活躍。高タンパクで栄養価の高いピーナッツバターを、いろいろなお料理に取り入れてみてはいかがでしょうか。また、自分用はもちろん、お土産やプレゼントとして大切な人に贈るのもいいですね。

じっくり育てた落花生は旨みと甘みがたっぷり

そんなピーナッツバターづくりは、10年以上耕作放棄地になっていた畑を耕すことからスタートしました。"遠州小落花"は今ではほぼ作られていないそうですが、「杉山ナッツ」では当時の農法を再現しながら少しずつ丁寧に栽培が行われています。遠州の自然の恵みをたっぷり受け、旨みと甘みの詰まった濃厚な味わいに育った落花生を100%使用した贅沢なピーナッツバターはまさに絶品。落花生そのものの甘みをぜひ感じてみてください。

いちから丁寧に作られる美味しさを味わって

静岡県内の食材店やパン屋さん、お菓子屋さんなどでお取り扱いがある「杉山ナッツ」のピーナツバター。百貨店での催事や手創り市などにも参加することがあるそうです。今年の3月には、東京銀座の三越でも催事を行ったそう。HPやSNSにて情報が配信されているので、ぜひチェックしていてくださいね。いちから丁寧に、たっぷりと時間をかけながら気持ちを込めて育てられるピーナッツバターは、あなたにたくさんの美味しさを届けてくれることでしょう。
writer / いおり

の記事をもっとみる