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映画「ジュリーと恋と靴工場」9月公開。靴工場で赤い靴=“戦う女”たち描くフレンチ・コメディ・ミュージカル

  • 2017.6.29
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映画「ジュリーと恋と靴工場」が、9月23日に日本公開されることが発表された。

本作は、ジャック・ドゥミ監督の「シェルブールの雨傘」「ロシュフォールの恋人たち」を彷彿させるカラフルでポップで小粋なフレンチ・ミュージカル “Sur quel pied danser”(原題/英題“Julie and the Shoe Factory”)だ。

監督は、本作で長編デビューとなるポール・カロリとコスティア・テスチュ。2017年のパームスプリングス国際映画祭で新人監督賞にノミネートされ話題となった新鋭コンビ。現代女性の葛藤を抱えるジュリーを「EDEN/エデン」のポーリーヌ・エチエンヌが好演。くるくると変わるキュートな丸い瞳は躍動感と生命力にあふれ、思わず共感してしまう主人公をみずみずしく演じる。

また、靴や洋服の計算され尽くした色や配置と本物のダンサーを起用したフランスらしいコケティッシュな踊りと歌がストーリー展開を盛り上げる。

田舎町に住むジュリーは、就職難の末ようやく高級靴メーカーの工場で試験採用を手にする。そんな中、靴職人の女たちは迫る近代化の波でリストラされることを恐れ、抗議のためパリの本社に乗り込み騒動を起こす。巻き込まれたジュリーはあやうくクビになりかけるが、ほのかな恋の予感も…。職人の意地とプライドをかけてアイデンティティを求める勇ましくたくましい女たちとともに靴工場閉鎖の危機を乗り越え、ジュリーは本当の幸せを手にすることができるのか?

「ジュリーと恋と靴工場」は、9月23日から新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開される。

映画「ジュリーと恋と靴工場」
脚本・監督:ポール・カロリ、コスティア・テスチュ
出演:ポーリーヌ・エチエンヌ『EDEN/エデン』、オリヴィエ・シャントロー『メルニモンタン 2つの秋と3つの冬』、
フランソワ・モレル『ゼロ時間の謎』 ほか
提供:ギャガ、ロングライド 配給:ロングライド サウンド・トラック:ランブリング・レコーズ

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