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恋愛にトキメキやドキドキは絶対に必要なもの? 【 ひかりの恋愛お悩み相談】

  • 2014.12.24
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恋愛にトキメキやドキドキは必要なのでしょうか? 今回はこういったお悩み相談です。

■「会いたいとか、触れたいとか、そういう気持ちが湧きません」(Aさん)

仕事の同期の人から告白をされました。私を大切にしてくれて、誠実で、趣味や価値観も似ていて、きっとこういう人と結婚したら幸せになれると思うのですが、トキメキやドキドキがないんです。けっしてタイプではないというわけでもないのですが、「会いたいな」とか「触れたいな」とか、そういう気持ちが湧きません。

今まではトキメキやドキドキを求めて付き合ってきましたが、結果、大切にしてもらえないで終わってしまったことが多かったので、その経験から「次こそは、自分を大切にしてくれる人と!」と思っているところなんです。ただ、自分がどうしたいのかも分からなくなってしまっています。どうかアドバイスをください。

■Aさんへの回答

なるほど。仕事の同期とのことなので、付き合って別れることになると仕事にも支障が出るので、ある程度の“覚悟”は必要です。ただ、その覚悟を持つことができ、彼に対して生理的に受けつけないわけではなければ、付き合ってみてもいいと思いますよ? 付き合ってみないと、本当の相手がどんな人なのかもよく分からないですしね。

恋愛にはトキメキやドキドキが必要かというと、必ずしもそういうわけではありません。実際は長く付き合っていくために必要なのは、恋よりも「愛を育む」ことだからです。だから、相手と一緒に過ごす時を重ね、相手との関係を深めていくうちに、恋とは違う深い愛情を持つことだってあるでしょう。

そういった関係を築くのには、ある程度「腹をくくること」も必要です。ちょっとやそっと相手に対して「違うな」と思うところがあるからといって縁を切っていては、本当の意味で関係を築けないからです。

■大切にしてくれる人は、思いやりがある人!

ただ、今回のご相談を読んでいると、「トキメキとドキドキがある相手は自分を大切にしてくれないから、そうではない相手を求める」という図式になってしまいがち。そこには誤解があります。別にトキメキとドキドキがあってもいいのです。大切にしてくれる人と付き合いたければ、「思いやりのある人を見極める」必要があるわけです。

基本、恋愛初期というのは、誰もが相手に好かれたいから優しくするものです。でも、相手が自分を好きだと分かったら、手の平を返したように冷たくなる人も少なくありません。それは、「本来の相手はそういうタイプ」だということです。つまり本当に優しい人ではなく、今までは好かれたいがために優しくしていただけなのです。

本当に愛情と思いやりのある人は、態度がそこまで変わることはありません。「相手を喜ばせたいから、優しくする」からです。だからAさんのことを好きだと言ってくれるその彼だって、いくら今は優しくしてくれていても、もし思いやりがない人であれば、結果的に大切にしてくれない可能性もある、ということです。

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本当に優しい人は、「誰に対しても優しい人」です。自分だけに優しいのではなく、周りの人にも思いやりをもてる人なのかどうかは、きちんと見ましょうね。さらに言うと、大切にされる人というのは、実は「相手を大切にできる人」です。Aさんが恋人に愛情を求めてばかりいるうちは、大切にされないかもしれません。愛は求めるものではなく、与えるもの。自ら与えることができる人は、自然と相手からも与えられるものだからです。きちんと人を愛し、大切にしましょうね。

(ひかり)

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