福岡のソウルフードを真空密封してお届け♪　おみやげにしたいご当地缶詰3選

おいしいものが多すぎる、グルメな街として知られる福岡では今、本場の味そのままで、常温で持ち運べるスグレモノ「缶詰」が話題です。発売70年を超える郷土鍋の缶詰「博多かしわ水たき」をはじめ、おすすめの福岡ご当地缶詰をご紹介します。福岡を旅した際のおみやげにいかがですか。

70余年のロングセラー缶詰「博多かしわ水たき」

鶏肉入りのスープで野菜を炊き込んだ福岡の「水炊き」は、明治38（1905）年に香港帰りの料理人が、西洋と中国の料理からヒントを得て考案したと伝わる郷土鍋。

一見、自宅でも簡単に作れそうですが、専門店の味を再現するのは、手間も時間もかかります。お店で食べると、各店とも創意工夫、秘伝の製法で作るため、文句なしにおいしいのですが、お値段もそれなり…。

そこで、おすすめしたいのが、博多の料亭の味を70年以上伝え、愛され続ける缶詰「博多かしわ水たき」です。
缶の中には骨付きの鶏肉と秘伝のだしが入っているため、野菜やきのこ、豆腐などを加えて煮込むだけ。

1缶2人前756円。少々値は張りますが、鶏スープを一口飲めば納得の味。湯気とともに上がる香りもよければ、鶏の滋味深さまで感じるほどの仕上がりです。アレンジもきいて、塩や醤油で調味すればおでんだし、かしわごはんなど幅広く使えるんですよ。

【おみやげデータ】
◆博多かしわ水たき
価格：1缶425g（2人前）756円
賞味期限：製造より常温で最長3年間

【販売店情報】
岩田屋本店 本館地下1階 名店の味コーナー
[所]福岡県福岡市中央区天神2-5-35
[TEL]092-721-1111
[営業時間10:00～20:00
[定休日]不定休

[通販]https://hakata-mizutaki.stores.jp/

昭和レトロなパッケージの「ロシアンスープ ボルシチ」

福岡で、なぜロシア料理かということはさておき、缶詰がずら～っと並ぶ商品棚でひときわ目を引くのが、創業昭和35（1960）年、福岡のロシア料理店「ツンドラ」の「ロシアンスープ ボルシチ」です。

食べ方は、缶詰の中身を鍋にあけ、空いた缶詰の約半分の量の水を加えて温めればOK！ 缶に記された説明によると、最後に大さじ1杯ほどの牛乳かクリームをかければ、「一層おいしゅうございます」とのこと。福岡のご当地缶詰ながら、なぜか山の手言葉のアドバイスがおもしろいですね。では、さっそくいただきま～す♬
ジャガイモ、にんじん、玉ねぎに、牛肉もゴロゴロ入っていてボリュームたっぷり。

本場ロシアでは赤カブのビーツが多めに入っているため、もう少しピンク色に近い赤色ですが、ツンドラの創業当初は、ビーツが入手困難だったため、トマトが多めのオレンジ色。酸味がほどよく濃厚で、パンを浸して食べても、ごはんにかけてもおいしいんですよ。

【おみやげデータ】
◆ロシアンスープ ボルシチ
価格：1缶450g（2人前）770円
賞味期限：製造より常温で最長2年間

【販売店情報】
ツンドラ
[所]福岡県福岡市中央区大名2-7-11
[TEL]092-751-7028
[営業時間]11:00～22:00（食事の場合はL.O.～21:00）
[定休日]火曜

[通販]楽天市場、Yahoo！などで販売

明太子＆最高級ツナが相性ばっちり「めんツナかんかん」

最後は、福岡名産の新名物「めんツナかんかん」。辛子明太子のトップメーカー「味の明太子 ふくや」が、2015年3月に発売して以来、1年間で100万個以上を売り上げる大ヒット中の商品です。

最高級品質のツナに、明太子の漬け込み液をなじませた缶詰で、レギュラーのほか、2種の唐辛子を加えた「辛口かんかん」、明太子をプラスした「プレミアムかんかん」の計3種をラインナップ。
チャーハン、パスタ、ポテトサラダにと加えるだけでレシピは広がります。

もちろん、いちばんのおすすめは、あたたかいごはんにトッピング。好みでマヨネーズをかければ、最強のごはんのお供！ ピリリと辛く、あとをひく味のため、酒肴としてもぴったりです。

【おみやげデータ】
◆めんツナかんかん
価格：レギュラー300円、辛口300円、プレミアム400円（各90g）
賞味期限：製造より常温で最長3年間

【販売店情報】
味の明太子 ふくや 中洲本店
[所]福岡県福岡市博多区中洲2-6-10
[TEL]092-261-2981
[営業時間]8:00～24:00（日曜・祝日は9:00～19:00）
[定休日]無休

[通販]https://www.fukuya.com/shop/web/product.do
福岡グルメの缶詰特集、いかがでしたか？
いずれも、缶詰とは思えないほど本格的な味わいです。ネット通販でのお取り寄せもできるので、ぜひ一度試してみてくださいね。