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ナチュラル派におすすめ!毎日使いたくなるような木の食器をつくるクドウテツトさん

  • 2017.6.12
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クドウテツトさんは、自身が生まれ育った北海道札幌市を拠点として制作活動を行っている木工作家さんです。用材としては欠点とされる節や入り皮、割れなどをあえて残して制作された、それぞれに愛らしいチャームポイントがあるやさしい雰囲気の作品たちをどうぞご覧ください。

日常生活にそっと馴染む木の器

生まれ育った北海道札幌市を拠点に、挽物や指物の木工作品を制作しているクドウテツトさん。クドウさんがつくる器はそっとわたしたちの手に馴染み、日常生活の中でとっても使いやすいしなやかな素朴さがあります。

飾って眺めたり、完成されていて変質しないように保管されるものより
日頃から手に取って扱われて肌触りや色味が変わっていくものを目指しています。
そして次の持ち主の手に渡る時にはそれぞれがちがう素敵なものになっていたら幸いです。

出典:http://tetsujin27.thebase.in/about

こちらは道産のシラカバで作られた小鉢。同じ木・同じデザインでありながら、節や年輪など、ひとつひとつに違った表情が見えるのが木工作品の魅力のひとつとも言えますね。また、端材を利用しているので出来上がりの大きさは不揃いなんだそう。そのさまざまな違いが、いくつか並べた時にそれぞれの愛らしいチャームポイントとなります。

小鉢 白樺/2,000円(税込)

木材の面白さと実用性のバランスが調和しています

美しく曲線が整っているものもあれば、入り皮によって縁に独特なえぐりが現れているものも。そんな木材の面白さと実用性のバランスがうまく調和したプロダクトはどれも唯一無二。こちらはしっとりとしたこげ茶色が印象的な胡桃の木で作られた平皿です。木のぬくもりとともに上品な食卓を演出してくれそうですね。

平皿 胡桃/4,000円(税込)

材料は主に国産・道産のものを使用

用材としては欠点とされる節や入り皮、割れなどを残し、他に代わりのない唯一無二の作品を生み出しているクドウさん。時には海外の木材を使用することもありますが、日本、特に北海道の木材がどれだけ素敵なものなのかを知ってもらいたいという想いから、材料は主に国産・道産の木材を使っているとのこと。また、食器類はほとんど蜜蝋ワックス仕上げが施されていて、食用の乾性油でお手入れすることによって長く愛用できます。油物は使い込むうちに馴染んでいくのだそう。丁寧にお手入れをしながら、時間とともに移り変わっていく見た目や質感をお楽しみくださいね。

ちょっとした特別感を日々の食卓へ

クドウさんのHPを見てみると、今にも迎え入れたくなるようなプロダクトたちがずらり。SOLD OUTになっているものは現時点では在庫がありませんが、連絡をすれば同じデザインのものを作れるとのことなので、気になる作品がある方は一度お問合せをしてみてくださいね。また、東京や札幌のセレクトショップでもお取り扱いがあるようです。更に2017年7月中旬には吉祥寺にて展示会開催、8月には北海道最大のハンドメイドフェスティバル『サッポロ モノ ヴィレッジ』への参加が決定しているそうなので、この機会にぜひクドウさんの作品をお手に取ってご覧になってみてください。素朴ながら、ちょっとした特別感を味わえる作品たちが待っています。
writer / CHISATO

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