1. トップ
  2. レシピ
  3. 冷凍の野菜や果物は、生鮮食材より栄養価が高い!?

冷凍の野菜や果物は、生鮮食材より栄養価が高い!?

  • 2017.6.9
  • 1036 views


冷凍野菜はとっても便利な食材。洗ったり、切ったりする必要はないし、火は通してあるし。でも、冷凍野菜(&果物)を使うことには、罪悪感が伴うという人もいるはず。手抜きをしているような、体に悪いことをしているような…。

ところが。コスモポリタン アメリカ版によると、2017年に<Journal of Food Composition and Analysis>に発表された新たな研究で、冷凍野菜&果物は、生鮮野菜&果物と同じくらい栄養豊富なことがわかったのだとか。しかも場合によっては、冷凍品の方が生鮮食材よりも栄養価が高いこともある、とのこと。


ジョージア大学の研究者たちは、2年間にわたってブロッコリー、カリフラワー、トウモロコシ、サヤインゲン、ホウレンソウ、ブルーベリー、イチゴの栄養素(ビタミンC、ビタミンA、葉酸)の値を分析。それぞれの食品を、新鮮な状態、冷蔵庫で5日置いた状態、冷凍された状態の3つの条件に分けて検査したそう。

その結果、ほとんどの場合において、いずれの条件でも栄養価は同等だということが判明。中には冷凍の果物の方が、冷蔵品や新鮮な食品に比べてビタミンAが豊富なケースもあったというから驚くばかり!

この研究のスポンサーには、冷凍食品のメリットについての調査を推進する非営利組織<Frozen Food Foundation>が参加していることから「偏った見方がされているのでは?」という懸念もあるけれど、今回の研究結果は以前実施された他の研究でも示唆されていて、その説明はごく合理的。というのも、冷凍食品は収穫後(つまりは旬の時期)に急速冷凍されるのに対し、"新鮮"な果物や野菜は、箱詰めされ、店に輸送されて、消費者の手に届くまでに時間がかかるから(<Mic>調べ)。

これで、下処理が面倒な日には大手を振って冷凍野菜を買うことができそう。旬を過ぎても大好きな果物や野菜をいつでも楽しめて、栄養価もそのままなら嬉しい限り。

でも一番忘れてはならないのは、冷凍か生鮮かにかかわらず、野菜や果物を食べることが体にとって重要だということ、ですね。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

COSMOPOLITAN US

の記事をもっとみる