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結婚生活10年以上! 奥様たちが「やっぱり夫が好き」と思う瞬間とは

  • 2014.12.22
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【女性からのご相談】

先月、結婚したばかりです。とても幸せな毎日を送っています。でも結婚生活が長くなると、お互いの存在が当たり前になってきて、どうでもよくなると結婚した友達が言っていました。私はそんなのイヤです。何かお互いにずっと優しくいられるようなアドバイスをお願いします。

●A. 結婚後の夫婦間の思いやりの気持ちは、恋人時代よりも大切だということを忘れないで。

はじめまして、こんにちは。藤じゅんです。

ご結婚おめでとうございます。人生を共に生きていきたいと思えた方との出会い……本当に幸せなことですね。末長くお幸せに過ごされて欲しいと思います。

確かに結婚生活が長くなるにつれて、お互いの存在が当たり前になったり、生活する上で、そして子育てをする上での意見の食い違いがあったり、ちょっとしたことで口論になったりすることもあるでしょうね。それは、ごく自然なことだと思います。他人同士が一緒に生活し始めるわけですから、何かしら問題が起きることは否めないですものね……。

ここで大切になってくることは、夫婦間に起きた問題を、どう解決するかではないでしょうか。

●お互いの話に耳を傾け、否定表現は使わないこと、そして相手の気持ちを認めてあげること

夫婦になるとお互いに、「○○することはやめて!」「どうして○○してくれないの?」といったような、不満に対するフレーズが多く出てきてしまうような気がします。

恋人時代だったら、「○○することをやめてほしいけれど、どうやったらやめてもらえるだろうか……」あるいは、「どうして○○してくれないのだろう、じゃあ、どうしたら○○してくれるようになるだろうか……」と考えたりしませんでしたか?

実は夫婦になってからこそ、この考え方が大切なのです。

●40、50代女性に聞いた、“夫への気持ちが再確認できるとき”はこんなとき!

わたしの周りにいる結婚生活10年以上の幸せ夫婦の奥様に、「どんなときにご主人のことを好きだと思いますか?」という質問をしてみました。

『夫の無防備な寝顔を見たとき。この人は、きっと私の前でしかこんな顔を見せられないだろうな……と思うと大げさな表現かもしれないけれど、愛おしく思うんですよね』(40代後半/結婚生活12年)

『私がつらいときには必ず手を差し伸べてくれるところ。普段はそんなに優しいってわけではないけれど(苦笑)。でも、私がつらいとき、本当に救われるんです、主人の助言には。だから、私にとってかけがえのない人です』(50代前半/結婚生活22年)

『私達とっても良くけんかをします。だけど、尾を引いたことはいまだかつて一度もありません。でも、お付き合いしていたころはネチネチけんかが続いていたような……。今はけんかしても離婚は考えられないしね。こんなにスッキリ言いたいことが言えて、でもすぐに一緒に笑うことができるなんて幸せだと思っています。こんな関係を持てる夫をいつまでも大切にしたいです。この気持ちがきっと“好き”なんでしょうね』(40代前半/結婚生活10年)

『夫は本当に優しい気持ちを持った人です。私に命令をしたこともないし、批判したこともありません。それは、他人に対しても同じです。常にゆったりなんです。おかげで私もゆったり人間になり、心穏やかに暮らしています。私はそんな夫がゆったりソファーに座って何かしている姿を見るのが大好きです。私までホッとできるから……』(40代前半/結婚生活10年)

『他人のことを助けてあげている主人を見たとき、とっさに、「あ、この人(夫)ステキ!」って思っちゃいました。こんなことをしてあげられる夫が好きです』(40代前半/結婚生活15年)

また、「また生まれ変わってもいまのご主人と結婚したいですか?」という質問に対しては、「はい、もちろん!!」と全員、満場一致でした。

「次回は、もう少し早い時期に結婚したい、子どもはもう少し新婚生活を満喫してから」とお話してくれた方もいましたが。

●結婚後のお互いへの“優しさ”が心を満たしてくれるはず

上記のお話からもわかるように、やはりご主人からの優しさは、形はどうであれ、奥様の心を満たしてあげているようです。それと同時に奥様である女性の方も、女性ならではの優しい気持ちをご主人に示してあげたいものですね。

ご相談者様にとって、何かのヒントやご参考にして頂けるとうれしく思います。

(ライタープロフィール)

藤じゅん(カウンセラー)/二男二女(双子)の母。海外で出産した下3人は年子で双子。バリバリのキャリアウーマンになるはずだったが、出産・夫のニューヨーク転勤に伴い子育て中心の海外生活(6年間)を経て帰国。子育てを充実させている中で、幼稚園のママ達のストレスを目の当たりにし、末子である双子の卒園を機にカウンセラーの資格を取得。以後、「ママの心の健康が大切」「ママが楽しければ子どもは幸せ」「夫婦は家族の原点」「夫との会話のススメ」「子どもが不登校になったら……」「子どもが反抗期の時は……」等、ママとなった女性の心のケア、結婚前の女性の相談に力を入れている。しかしながら、近頃は男性からの相談を通して「男性側の視点」も大切にしながら、どんなに小さい問題点も疎かにせず、専門分野外の「対人関係の悩み」に老若男女問わず、幅広く対応している。

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