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子育てパパが「パタニティブルー」になるのを防ぐ方法3つ

  • 2014.12.22
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【パパからのご相談】

最近、待ち望んでいた子どもが産まれました。ただ、子どもが産まれてから自分の生活が変わり、嫁は子育てで忙しいのか私には冷たくなり、また自分も育児と仕事で忙しくなって、楽しいと思っていた子育てがつらくてたまりません。そのせいで仕事もうまくいかず悩んでいます。父親はみんな同じような感じなのでしょうか。

●A. 悩む父親は多いです。夫婦での会話を増やしてみましょう。

ご相談ありがとうございます。育児書コンシェルジュの三尾です。

最近は男性も育児に積極的な方も多く、職場でも育児休暇を推奨している企業も増えてきています。とはいえ制度が整っていても、周囲の人の理解が足りず、パタハラ(パタニティハラスメント)というような嫌がらせも問題になっているようです(パタニティは父性という意味)。

そんな職場での悩み、そしてご相談者さんは育児によって少し悩んでいるということで、軽いパタニティブルーになっているのかもしれません。女性だけでなく男性も子育てによる生活環境の急激な変化で悩んでしまう方が多く、男性版のマタニティブルーということでパタニティブルーと言われています。

女性の場合は子どもがお腹にできて少しずつ母親になっていく実感が湧くのですが、男性は急に生活環境が変わり父親になるので少しとまどってしまう方も多いようです。そんなときにパパ友たちの経験談から気持ちに余裕ができるコツを3つご紹介しますので参考にしてください。

●パタニティブルーにならないためのコツ3つ

●(1)自分の時間を作る

今までは仕事と自分のパートナーのことを考えておけばよかったのですが、そこに子どものことが増えてくると、生活スタイルや考え方も変わってきます。生まれたばかりの子どもは手もかかりますので、そんな中でゆっくりすることができない状況で疲れていることもあります。

多くのパパ達が言っていたのは、「頑張りすぎず、時には自分の時間をとること」でした。そうやって一人の時間を作って考える時間にしたり、自分の好きなことをしてリフレッシュするといいですね。

もちろん子育てをママに任せっぱなしで自分だけが一人になるのではなく、ママにも一人になってもらえるように自分が子どもの面倒をみる時間も作ることが大切ですね。

●(2)夫婦での会話を増やす

子どもが産まれて一番変わるのがママの態度ではないでしょうか? 今までは自分のことを考えていてくれていたのに、急に態度が冷たくなったり、ほったらかしにされるように感じます。

ママも冷たくなったというより、子どもにかかりっきりになってしまい、いっぱいいっぱいになっている人も多いですが、今までのギャップでそのように感じてしまいますよね。しかし、自分で悩んでいることを抱え込まず、自分の気持ちを伝えましょう。

そして、相手が大変なことを理解して、自分にできることをやってみるといいですね。お互いのやったことに対して、しっかりと、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えていくと、自然と会話が増えてきます。特に子育ての話は尽きないと思いますので、お互いがサポートし合っていくといいですね。

●(3)自分なりのやり方でやってみる

家事も育児もやり方がわからなくて悩んでいたという意見もありました。そこで育児書を読んで参考にしたものの、結局最後は自分のオリジナルのやり方を見つけて子育てをしたパパが多かったようです。

育児書はマニュアルとして活用し、ここはこうした方がいいんじゃないかという自分のやり方で工夫すると、育児も楽しくなってきますよね。特に子どもと遊んであげるのはパパの方が得意なので、そこは自分のやり方でやっていきましょう。

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いかがでしたでしょうか。

急に生活環境が変わるので悩んでしまう方もいますが、子育ての第一歩として楽しい時期でもあります。うまく自分をコントロールしつつ、夫婦で子どもを育てていけるといいですよね。ご紹介した内容が参考になれば幸いです。

(ライタープロフィール) 三尾幸司(育児書コンシェルジュ)/1979年生まれ。IT会社に勤める営業マン。20代後半で結婚し、現在は3児のパパ(中2、小5、2歳 2013年現在)として育児や家事にも奮闘中! おそらく国内最年少で中学校のPTA会長を務めており、地域への貢献活動も積極的に行っている。今までに1000冊以上読んだ育児書やビジネス書の紹介をブログで展開している。また、これらのノウハウを活かし、悩みを持つパパママの相談を受けることも。定期的にパパママ交流会を開催し、育児や家事、ワークライフバランスなど意見交換をしている。子どもも親もイキイキ過ごせることをモットーに日々、仕事と家庭の両立を楽しんでいる。趣味はテニス、読書、ピアノ、プラモデルなど。

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