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肉汁じゅわ~っ! SNS映えバッチリの「塊肉」を自宅で楽しむ簡単レシピ4選

  • 2017.6.8
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© marucyan - Fotolia.com

最近ではCMにも大きな肉が登場するなど、「塊肉」がちょっとしたブームになりつつあります。塊のまま食べるのは子どものあこがれでもありますが、肉のうま味を存分に楽しむこともできるのです。

コツさえつかめば意外と難しくない塊肉料理にチャレンジしてみませんか?

■塊肉の基本の焼き方

塊肉を日常生活で手に入れるなら、スーパーでも買いやすいブロック肉が便利。同じ量の薄切り肉よりグラム単価がお得な場合も多く、使わない手はありません。

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塊のまま調理してお皿にのせれば、それだけでパーティー料理になってしまうところも注目です。食べるときに切り分けるパフォーマンスは、子どもがよろこびそうですね。

丸ごと焼くときのポイントは、室温に戻しておくこと。こうすることで、火が均一に通りやすくなります。

塩を振るタイミングは焼く直前、コショウは最後に振りかけます。表裏、そして側面も焼き目をつけ、油をふき取ったら水を入れて蒸し焼きにすると、うま味を逃さずおいしく焼き上がります。

最初はやや強めの火で焼いていき、蒸し焼きにするときには弱火にしてじっくり加熱していきましょう。

火が通ったら、5~10分ほど置いて冷ましてからカットすると、肉汁がこぼれにくくなります。塩コショウだけでもおいしいですが、好みのタレをかけてもOKです。

■炊飯器で簡単! 「煮豚」

塊肉は焼くだけでなく、煮てもおいしく仕上がります。その代表ともいえる「煮豚」は、炊飯器を使えば手軽に作れてしまうのです。火を使わないので、調理中にほかのことができるのも、ママにとってはうれしいのでは。

© sasazawa - Fotolia.com

<炊飯器で簡単! 煮豚>

1.豚バラブロックの表面を焼く。

2.炊飯器に1と水、焼き肉のタレを入れて「炊飯」のボタンを押す。

3.約1時間ほどで完成。機種によって時間が異なるため、様子を見ながら調理する。肉に火が通る前に水分がなくなりそうなら、水と焼き肉のタレを混ぜたものを追加する。

水と焼き肉のタレは、肉がひたる程度が目安。私は、肉500gに対して200~300ccずつ入れています。タレは好みですが、甘口のほうが子どもによろこばれるかもしれません。さらに、みりんやハチミツをくわえてもOKです。

薄切りのショウガ(皮付き)やニンニク、長ネギの青い部分をいれると風味が増します。

食べやすい薄さに切り、白髪ねぎを添えればおつまみにぴったり。子どもには厚めにカットしてあげると、丸かじりしているような感覚を味わえると好評でした。

自分で食事ができる子なら多少大きくても大丈夫ですが、大きい肉を食べさせる場合は、注意して見てあげるようにしましょう。

■お手軽「ローストチキンレッグ」

「丸焼き」体験をするなら、鶏を使うのがおすすめ。丸鶏は下処理が大変ですが、足だけでもSNS映えするビジュアルで、食卓が一気に華やかになります。

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<お手軽ローストチキンレッグ>

1.骨付きもも肉をフォークで刺してからタレにつけこむ。タレは砂糖2:酒1:醤油1をベースに、好みに合わせて調整する。

2.30分ほど置いたら、電子レンジで3~5分加熱する。

3.あたためたオーブントースターで10~15分焼く。途中でタレをかけるといい。

トースターで焼いているときに途中で焦げそうな場合には、ホイルをかぶせましょう。トースターだけでは焼く時間がかかりますが、電子レンジを使えば短縮できます。

砂糖の代わりにハチミツを使ってもOK。また、砂糖を半分に減らしてその分、みりんを加えても照りがうまれます。

■特別な日には「塩釜焼き」

大作にチャレンジしたいときには、塩釜焼きもおすすめです。卵白1個分に対して塩500g~1kgをまぜ、肉全体を包み込んでいきます。これを焼いていくのですが、トースターなら1時間前後かかるので、忙しいときには向いていないかもしれません。

ただ、塩釜焼きは鶏だけでなく、牛や豚の塊肉や、魚などにも応用可能。時間がかかるだけで手間はそれほどかからないので、特別な日のディナーに試してみるのもいいでしょう。

最初は塩加減が難しく、しょっぱくなってしまうことも。そんなときは小さくほぐして、チャーハンの具などにアレンジすると食べやすくなります。

塊肉は存在感があるけれど、意外と簡単に調理できます。アウトドアでも大活躍のメニューなので、マンネリ化してきたときには試してみてはいかがでしょうか。
(丸部りぃ)

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