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「剃ったら太くなる」は本当?ムダ毛の定説6つを調査!

  • 2017.6.7
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あまり頻繁に剃ると毛が濃くなりそうだし、かといって人目につくのもイヤだし…と、ムダ毛問題は、女子にとってとかく悩ましいもの。そこで、皆さんに代わりコスモポリタン イギリス版が、ロンドンにある<Charles Worthington>のビューティーセラピスト、レイニー・エベレットさんに、ムダ毛についての6つの真実を聞いてきました。

Q1:体や顔の毛を剃ると毛が濃くなるって本当ですか?

A考えてみて下さい。毛の根っこは皮膚の4層ほど下にあります。皮膚の表面より上の毛を剃ったからといって、毛の色素や太さに影響を与え、成長を刺激することなどありません。科学的にあり得ないんです。時々、眉毛が薄いから濃くしたいと言って、眉毛を全部剃り落とすお客様がいるのですが、そんなことはしても無駄です。毛の色素や太さが変わるとしたら、主な理由はホルモンによる変化(思春期、加齢、更年期、多嚢胞性卵巣症候群)か、場合によっては服用している薬です。

カミソリで剃る場合、細くなった先の部分を刃で切るので、断面が太くなり、濃くなったように見えます。毛を剃ったからと言って、成長が抑えられたり、促されたりすることはありません。ただ、ワックスで腕や脚の脱毛を繰り返していると、毛の自然な向きに反して抜き続けるため、毛包の向きが変化します。その結果、自然な成長に比べて毛がフワフワする可能性はありますが、色が濃くなるとか、毛が太くなるということではありません。

Q2:若い頃からワックスで脱毛していると、大人になって毛が薄くなると聞きましたが?

A脱毛が永久に効く保証はありません。長年頻繁にワックスで脱毛していれば、多くのタイプの人の毛は薄くなるかもしれませんが、何の影響も出ない人もいます。

Q3:シェービングは角質をとるのに最適で、特に顔には有効だというのは本当ですか?

A角質をとることとムダ毛の除去は別のことで、それぞれの目的のために分けて行うべきです。その際、顔はデリケートなので、カミソリも角質除去剤も、顔専用のものを使ってください。

Q4:クセ毛だと、埋没毛(皮膚内で成長してしまった毛)ができやすいんですか?

A:埋没毛はどんな髪質や肌タイプの人にも起こり得ます。埋没毛は毛が毛包の壁から外に出られなかったときにできるものです。ヒリヒリするような吹き出物の結果としてできることもありますが、そのうち自然に毛が出口を探して、サイクルの終了とともに抜けることもあるし、皮膚の層の中に消えてしまうこともあります。もしあなたの皮膚に赤くて腫れた吹き出物があって、化膿しているようなら、私のアドバイスはぬるめのお風呂かシャワーの際に、やさしくスクラブやピーリングをして、毛を表面に出やすくすることです。もし、表皮嚢種に似ていて心配だという場合は、医師に診てもらいましょう。

Q5:顔の毛をワックスでとると、皮膚が伸びて、シワができるというのは本当ですか?

A心配な気持ちは分かりますが、腕のいい技術者は、ワックスシートを剥がすときにきちんと皮膚を支えるので、ほとんど皮膚が動きません。ただし、あなたが毎日自分でこれをやっているとしたら、あなたの皮膚はある程度まで伸びると考えられます。毎日ワックスで脱毛しているのでない限り心配はありませんが、もし毎日しているのであれば、私なら注意します。

Q6:ワックスはどうやっても痛いものなんですか?

A本当のことを言うと、毛根から毛を抜くことは、ワックスによってであれ、ピンセット、シュガーワックス、糸脱毛であれ、すべて痛みを伴います。つまるところ、個人の痛みへの耐性によるところも大きいのですが、技術者の腕によるところが大きくなります。あと、疲れていたり、ストレスが多かったりすると、生活全般がより"苦痛"に思えるものですが、それは肌においても同じ。また、生理の3日前もより敏感になるものなので、そこも考慮するといいでしょう。

ワックスによる脱毛の痛みを減らすためのベストな方法は、定期的に行うこと。大体4週間毎に脱毛していると、全般的により効果的ですし、痛みが減るのがわかるはずです。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

COSMOPOLITAN US

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