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子ども相手に嫉妬心むき出し!? ついカッとなる“娘溺愛パパ”をなだめる方法

  • 2017.6.1
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パパにとって娘は誰にも渡したくない存在で、いまから嫁ぐ日のことを心配している人がいるほどです。娘の友だちにすら嫉妬することもあり、その溺愛ぶりにあきれてしまうことも。こうしたパパの嫉妬心をやわらげるには、どうすればいいでしょうか。

(c) milatas - Fotolia.com

■おまえは誰にも渡さない!
「娘は保育園に入るまで、『大人になったらパパと結婚する!』といっていましたが、いまでは、保育園で仲良くなった男の子と結婚したいみたいです。それを聞いた夫は『どこの男だ? パパは許さないぞ!』とむきになってしまいました。すぐに結婚するわけでもないのにそこまで怒るなんて、将来が心配です」(37歳・5歳児のママ)
小さい子にとっては、「仲良し=好き=結婚」程度にしか考えていないかもしれません。それなのに、敵対心をむき出しにするとは困ってしまいますね。

パパがむきになればなるほど、子どもはおもしろがって同じ話をしたがるそうです。そのため、「このまま大きくなったら、あなたをからかうためにどうでもいい男と付き合うようになってしまうかもしれない。それに、怒れば怒るほど、あなたの嫌いな男の話を聞かなくてはいけないのよ」と諭したといいます。

娘から男の話を聞きたくないパパは、あえて平常心を装うことにしたのだとか。すると、娘もその子の話をパパの前でしなくなり、一件落着。夫にとっての嫌なこと(好きな男の子の話)から遠ざけるようにしてあげるのはいい作戦ですね。

■チョコレートは誰にあげるの?
「バレンタインデー直前の休みに家族で買い物へ行ったとき、娘がチョコレートを選びたいと言い出しました。友だち同士で交換するためだったのですが、『誰にあげるの?』『パパにはくれないの?』としつこく問いただしてしまい…。娘はうんざりしたのか、その日はチョコレートを買いませんでした」(32歳・小学5年生のママ)
「友チョコ」を交換し合うことは珍しいことではありませんが、「チョコレート=告白」と思い込んでいるパパは、相手のことが気になってしまったようです。

このとき、パパへはとくに対処せず、次のように娘をフォローしたそう。

「パパはあなたのことが心配でたまらないから、しつこく聞いてしまったの。だから、パパの前では男の子の話をしたり、心配させたりするようなことはやめようね」

もう小学校高学年ということもあり、娘はパパの気持ちを理解したようです。そして、パパにもチョコレートをあげたら、よろこびのあまり買い物のときのことはすっかり忘れてしまった様子。子どもの年齢に合わせて、ママのフォローを工夫するといいかもしれません。

■おままごとはいけないこと?
「友だち夫婦が息子さんを連れて遊びにきました。娘とは初対面だったのですが、年が近いこともあってすぐに仲良くなり、一緒におままごとをして遊んでいたんです。人形を子どもに見立ててそれぞれ夫婦になりきっていたのですが、それを見た夫は『まだ小さいのに夫婦を演じ合うのは早すぎないか』とすねてしまい…。友だち夫婦にも気を遣わせるし、とても恥ずかしかったです」(35歳・4歳児のママ)
ごっこ遊びにクレームをつけるとは! よほど仲がよさそうに見えたのでしょうか。とてもほほえましい光景だと思うのですが…。

このケースでは、友だち夫婦がいたこともあって、その場では何もいわず。ただ、雰囲気が悪くなるので、買い物をお願いしたそうです。

夫が帰ってくる前にほかの遊びへ誘導してその場を収め、友だちファミリーが帰ってから話し合いを開始。本音では「おままごとくらいで怒るな!」と言いたい気持ちをグッとおさえ、おままごとが発育に与える影響や、この調子では娘に友だちがいなくなるといったことを話したところ、「わかっているけど、つい…」という反省の言葉が出たのだとか。

娘はまだ恋というものがわからない年齢にもかかわらず、嫉妬心がおさえられないパパたち。心配するからこその言動だと思いますが、正直言って面倒くさいですよね。

「この子が一生、お嫁にいけなくてもいいの?」ということもあるようですが、私の友人は、「それでいい」と返されたようなので、あまり効果的ではないかもしれません。

しかし、「あなたもうちのお父さんから私を奪っておいて何をいってるのよ!」という言葉には反論できなかったそうなので、最後の手段として覚えておくとよさそうです。ただ、あまり強くいってしまうとパパもかわいそうなので、さじ加減を工夫しましょう。


(藤井蒼)

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