1. トップ
  2. ファッション
  3. 今日は脱デジタル! ”書く”がもっと楽しくなる文具店

今日は脱デジタル! ”書く”がもっと楽しくなる文具店

  • 2017.6.1
  • 1514 views

きっとお気に入りになる、”書く”を楽しくする文具店

デジタルでのやりとりがスタンダードとなっている現代だからこそ、手書き文字のあたたかさが身にしみるもの。

手帳やノートの産地として知られる蔵前にある文具店「カキモリ」では、書くことが人々の喜びとなるようなアイテムがたくさん見つかります。

なかでも人気はオリジナルノートやインクで、だれでも気軽に作ることができます。きっと制作途中から、書くことに心が踊るはずです。

すべての書き人に向けた、心あたたまる文具を提供

店名「カキモリ」の由来は、「書人(かきもり)」。文具店の息子として育ったオーナー・広瀬さんの造語です。

手紙を書いたり、落書きをしたり……ものを書くことは、日常を人のぬくもりで少し温かくすることに似ています。

スマホやPCなどのデジタルツールを使ってコミュニケーションを取ることが多い現代だからこそ、「書くことを楽しんで欲しい」という思いを込めて2010年にオープンしました。

現在ではカキモリおすすめの文具に加え、デザイン性と機能性を兼ね備えたオリジナル文具を販売しています。

蔵前の職人と作り上げる新時代の文房具

蔵前周辺は古くから知られる手帳やノートの産地でもあり、カキモリのオリジナル文具は地元の職人とともに作り上げています。

小ロットの発注から始めた当初は「商売にならない」と突っぱねられるなど、職人との信頼関係を築くには時間がかかったそう。

現在では発注ロットも増え、カキモリの志に接した地元業者との取引は20社以上。

匠の技術とカキモリのセンスが光るオリジナル文具は、女性や外国人客を中心に自分用、ギフト用にと喜ばれています。

・ノート、万年筆、インクなどのオリジナル文具に注目

カキモリではオリジナル文具を自らの手で作ることができます。ノートは自分好みの紙質はもちろん、表紙や留め具のデザインなど細部にまでこだわることが可能。

表紙は使い込むたびに味が出る革製や国内人気作家とのコラボもの、伝統和柄などバリエーション豊富に取り扱っています。

オリジナル万年筆は有名文具メーカーのカキモリ特注品で、書き味、使い心地はバツグン。

万年筆に使用するインクはカキモリオリジナルのおすすめカラーを選ぶも良し、隣に構える「ink stand」にて自分だけのカラーミックスを楽しむも良し。

手書き文字を通して人の思いを伝えるためのツールが揃っています。

取材・文/稲井たも

スポット情報

・スポット名:カキモリ
・住所:東京都台東区三筋1-6-2
・電話番号:03-3864-3898

の記事をもっとみる