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男友達の家から朝帰り! 夫に対して一番罪悪感を抱いたエピソード3選

  • 2017.5.30
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こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。

妻にとって、同じ家で一緒に暮らすもっとも親しい存在である夫。お互いに思いやりを持って接しているはず。

でも、時には失敗もあります。そんなつもりはなくても(時には確信犯かも)、夫に対して「マズイ」「申し訳ない」と思わずにはいられないようなことをしてしまうことがあるものです。

今回、知人に「これまで夫にやったことで一番申し訳ないと思ったこと」をテーマに電話インタビューをしました。なかなかスゴイ話もあってビックリ……そんな3つの体験談をご紹介します。

●(1)夫の1週間分の仕事用パソコンデータがパー!

35歳のMさんは38歳の商社勤めのご主人と二人暮らし。子どもがいないこともあり、Mさん自身もフルタイムで働きつつ家事もこなす忙しい毎日を送っています。

そんなMさん、ある日残業分の仕事を持ち帰ったものの、自分のノートPCが不調だったそう。そこで、その日偶然ご主人が置いていった仕事用のノートPCにUSBを差し込んだその途端、完全にフリーズ。

慌てふためいてアレコレ試したものの、なすすべなく、間もなく帰宅するだろうご主人の逆鱗に備えて自宅玄関で正座して待っていたというMさんに、『彼は怒りのやり場を失くしたらしくてね。かわりにすごく落ち込んじゃって。もう申し訳なくて、申し訳なくて』とつらそうに語ってくれたMさん。

パソコンはウィルス感染してダウン、消えたデータを取り戻すことはできず、ご主人の1週間分の仕事の資料はすべてパー 。

『その夜は朝まで二人で徹夜して再入力。それでも半分も終わらなかったの。私は翌日有休を取れたけど、彼は出勤。そして、その晩も帰宅するなり昨夜の続き。そんな日が3日続いてね、彼はボロボロのヨロヨロ。もう申し訳ないとしか言いようがないでしょ』

ご主人に新しいパソコンを購入して許してもらったというMさんですが、どこの家庭でも起こり得そうなパソコン絡みのトラブル。

パソコンデータのバックアップの必要性とウィルス管理の必要性をヒシヒシと感じさせるインタビューでした。

●(2)夫の上司の家族とは知らなくて一言……で、左遷!?

香港在住7年目のKさん40歳は、イギリス人のご主人Hさん38歳との間に小学生の子どもが二人いるママさん。

ハーフの子どもたちを日本人学校と日系の塾に通わせていて、マナーなども厳しくしつけている印象の強い彼女にもインタビューしました。

『私が失敗したのは飲茶に行ったときのこと』と話し始めた彼女は、思い出すのもつらいといった表情です。

ある日子ども連れでママ友と飲茶に行ったKさん。人気の店は満席でしばらく待つことになりました。

空腹と退屈で落ち着かない子どもに持参の絵本やお絵描きグッズを渡して座らせ、待ち時間をママ友とのおしゃべりで過ごしていたところ、後から来た日本人親子のマナーの悪さが気になったそうです。

『幼稚園くらいの子は靴のままソファの上に上がってゴソゴソ、小学生くらいの子はタブレットを使ったゲームで大きな音をさせ始めたの。母親はというと、自分の携帯に夢中で自分の子どもも周囲の様子も見えていない感じ。日本人なのに! って思うでしょ?』と思い出しエキサイト。

そこでKさんは、母親に『子どもたちをちゃんと見てください』と親切心から声をかけたそうです。ところがその母親はKさんを見返して『あなたHさんの奥様ね』と一言。そう、ご主人の直属上司のご家族だったのです。

『間違ったことはしていないと思うけど、結果として主人は上司から嫌味を言われ、これだけが理由じゃないとは思うけれど、香港から中国本土へと転勤 になって単身赴任になっちゃったの』とのこと。

週末になると香港の自宅に戻ってくるご主人のやつれた姿や、月曜の朝に出勤していくときの丸まった背中に「ごめんなさい」と謝っているそうです。シリアスに実生活に影響を与えた一言、後悔しきれませんね。

●(3)浮気じゃないけど……

Lさんは今年40歳になりますが、10歳は若く見える上、まるでモデルか女優のような美女ぶり。同じ年のご主人も若々しく素敵な方で、会社を経営しています。

人もうらやむような理想的なご夫婦ですが、一つ問題があるとしたら、Lさんがモテすぎること。

『週末は夫婦交代で子守をして、夜遊びOK』とはLさんご夫婦の間で決めたルールです。

これに従い、土日の夜をそれぞれに楽しむ二人ですが、そこはどちらかといえば普段仕事で家を空けがちなだけにゆっくり休みたいご主人と、専業主婦だからこそ、外でパ~っと楽しみたいLさんの間には温度差が。

女友だちだけでなく男友だちも多いLさんによると、『週末の夜に飲みにでかけるのはいつものことなんだけど、最近お酒に弱くなったのかな? 酔いつぶれて記憶がなかったり、朝帰りになったりが何回か続いたのよね』とのこと。

『それで、主人があちこちの知人に電話して私のことを探したらしいの。そこで、男友だちのところに泊めてもらったのがバレちゃって 』と舌を出すLさん。

浮気をしたわけではないそうですが、「LならたぶんGさんのとこ」との情報を得たご主人がGに電話をすると、Gは男で「あ~Lね、まだ寝ているけど」と返されたといいます。

さらにそのG、ご主人の取引先の社長だったのです。朝帰りしたLさんにご主人は「頼むから夜遊びはやめてくれ」と訴えたといいます。

『確かに主人のメンツ丸つぶれだものね。あれはさすがに申し訳ないと思ったから、しばらくはおとなしくしていたわよ』と語るLさんですが、夜遊びそのものはやめるつもりはないそうです。

太っ腹な夫とヤンチャな妻Lが仲良く買い物をしている様子などを見かけると、他人の夫婦間の問題とはいえ、複雑な気持ちが一瞬よぎるのを止められない私です。

●まとめとして

いろいろありますね。他にも夫のお気に入りのシャツを洗濯でダメにした、夫のカードで買い物しすぎて止められたといったアリガチな話もあれば、夫のカバンに盗聴器を取り付けたなんていう映画のような話もありました。

近い存在だからこそ、ちょっとした失敗が相手に与える影響は大きいもの。そのあたりを理解し合って、互いの言動にもう少し気をつけたほうがいいかもと、このインタビューのあと、私も主人と話し合いました。

●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)
●モデル/杉村智子(まさとくん)

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