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時計遺伝子に合わせた生活リズムで、「できる女」に!

  • 2014.12.21
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日中の眠くなる時間、仕事がはかどる時間って、なんとなくいつも共通していませんか? 実は人間の細胞には「時計遺伝子」というものが存在しています。そして、1日のリズムはその遺伝子が制御していると考えられているのです。遺伝子に合わせた下記のような1日の過ごし方が健康美人をつくるのですよ。

■午前中の過ごし方

寝ている間に体内の修復を終え、起床したての体はデトックスモード。起きてすぐはまずコップ1杯の白湯をすするように飲み、排尿、排便で体内の毒素を流し出しましょう。

毎日少しずつズレがでてくる体内時計をリセットする方法が、朝日と朝食です。まずは朝起きてすぐ、日の光をいっぱい浴びましょう。1日2食でバランスよい食事ができる場合は朝食抜きで問題ありませんが、朝食を食べるのであれば、起床後2時間以内がお勧めです。

また、起きてからの2~3時間は人間の知能が最もクリアで研ぎ澄まされている時間帯。この時間帯は集中力が高まっているため、判断も早くなります。夜にどうしてもはかどらなかったり、判断に迷いが生じた仕事は、早く寝て、翌朝片づける方がかえって効率がよくなります。

■午後の過ごし方

昼食の後は睡魔に襲われる方が多いでしょう。無理をしても、一番アクティブに動く午後の時間が台無しになってしまいます。そんな時は昼食後15分のお昼寝がお勧め。昼食でとった栄養が補給され、赤血球が増加し、細胞に酸素を運ぶヘモグロビンも増えます。

こうした条件がそろうと、人間は創造性が高まり、感情豊かになります。新しい企画を考えたりするにもお勧めの時間帯となります。また記憶力が高まるのも午後の時間です。

■夕方~夜の過ごし方

時計遺伝子の1つである、BMAL1(ビーマルワン)は摂取した糖類などを脂肪に変える働きをもっているのですが、これらは午後15時が一番少なく、18時を境に増加し、22時~深夜2時が最も多くなります。

そのため、おやつは15時に、そして夕食は18時~19時くらいまでにはすませましょう。いくらヘルシーな素材を選んだとしても、夕食が遅くなれば遅くなるほど太りやすくなると覚えておきましょう。

就寝時間は23時までが理想です。お肌や体内組織を修復してくれる成長ホルモンがしっかり分泌される時間帯だからです。

いかがでしたか。なかなか理想通りにはいかなくても、時間ごとに、遺伝子に合わせた過ごし方をすることが、ストレスのない毎日を作ってくれます。日本人は特に「時間がない」「忙しい」という言葉を口にしがちですが、「忙しい」とは「心を亡くす」こと。1日24時間をどう効率よく使うかが未来を変えるかもしれませんね。

(中嶌歩見)

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