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プロが教える!「うっかり日焼け」後の緊急スキンケア

  • 2017.5.26
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海などに行って思いっきり楽しんだあと、日焼け止めをつけていたはずなのにうっすらと日焼けしてしまった……なんて経験はありませんか? 日焼けはそのままケアせず放置するとシミなどの肌トラブルの原因となってしまうことも。そこで今回はコスメコンシェルジュで美肌研究家の筆者が、日焼けしたら行うべき緊急スキンケアについてご紹介します。
 

美白ケアの前に、まずは火照りを冷やす

画像:杉本由美
日焼けをしたらシミになるのはイヤだからと、真っ先に美白作用のあるスキンケアを使用するのは筆者はお勧めしません。日焼けは軽度の火傷とも捉えられ、炎症を起こしている状態のお肌に美白作用の高いものなどを使用すると、かえって刺激となってしまい逆効果だからです。
赤くヒリヒリする日焼けはもちろん、火照った感じの状態でも、まず冷やしてお肌の炎症を鎮静させましょう。日焼けした部分に冷やしたタオルなどを当てて、じっくりと火照りを落ち着かせることをまずは優先してください。
 

シンプルな保湿ができる基礎化粧品で、徹底的な保湿を

画像:杉本由美
日焼けをしてしまったお肌は、カラカラの砂漠状態。失ってしまったお肌の水分を補うためにも化粧水などを使ってしっかり保湿をしましょう。ここで注意したいことは、高い効果が期待できる美容成分が配合されているタイプのものではなく、シンプルな保湿ができるものを使用すること。
日焼けによってお肌のバリア機能が低下している場合があり、いつもは大丈夫なコスメもヒリついてしまったりすることもあるので、日焼け後に限ってはアルコールフリーのものを使用する方がいいかもしれません。
 

守りながらケアする美白成分が頼りになる

日焼け後の炎症が治まったところで初めて美白ケアをスタートさせましょう。美白といっても白肌を守ることに特化しているもの、また白肌へとケアしていくものなど美容成分も様々。今回は緊急ケアがテーマなので、ビタミンC誘導体やハイドロキノンなど、守りながらケアする優秀な美白成分などを選ぶのもよいと思います。
ただし、美白効果が高いと刺激も強く乾燥しやすいとされているので注意が必要です。これらが配合されている美白アイテムを使用する際には、保湿を十分に行うようにしてください。もしくはセラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸といった保湿効果の高い成分と一緒に使用するようにしましょう。
 
いかがでしたか? ポイントは、お肌の状態を見ながらケアを進めていくこと。まずは火照りを鎮め、シンプルな保湿を続けて、徐々に保湿効果の高いシートマスク等を使用し、さらには美白効果の期待できる美白ケアにシフトしてみてくださいね。
【画像】
※ 杉本由美

【筆者略歴】

杉本由美

手軽、ナチュラル、透明感ある美肌作りの提案を得意とする美肌研究家。MISS GRAND JAPANの公式講師も務める。アンチエイジングやシーンに合わせた美肌メイクで大人可愛い魅力を最大限引き出し、自身も無理なく続けられる美肌Lifeを送る。

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