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予防法は脳トレ!? 物忘れが多いのは「若年性認知症」のせいか

  • 2014.12.19
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【男性からのご相談】

私は非常に忘れ物をすることが多く、真剣に悩んでいます。『若年性認知症』という病気もあるのですが、もしかして私はそうなのではないか? と思うのです。どうしたら良いでしょうか。

●A. 忘れ物が多い程度では認知症の可能性は低いと思われます。

こんにちは。ライターの佐藤俊治です。

認知症は、人格を破壊する病気で、非常に深刻です。昨今は社会問題にもなっていますので、若いうちから何らかの対策をしておくことをおすすめします。

●18歳から65歳までは若年性認知症

若年性認知症についての定義ですが、一般的に18歳から65歳の間に認知症が発症した場合となります。

ご相談者様のように“忘れ物が多い”、“人の名前が覚えられない”という人は何かと、「若年性認知症かもしれない」と冗談めいて話しますが、この程度では該当しません。

ただし、自分の行動を全く覚えていない、人と以前会ったにもかかわらず、会ったことを覚えていないなどの『見当識障害』が発症している場合は、軽度の若年性認知症という可能性もありますので、病院へ行ったほうがいいかもしれません。

●予防法はあるのか?

今回の相談者様のような悩みを持っている人はまれだと思いますが、予防法について興味を持っている人が多いようです。

認知症は、平たく言えば“あらゆる記憶がなくなってしまう”病気ですから、近年流行している“脳トレ”は有効です。“脳トレ”については、さまざまな手法がありますが、基本的には、脳を働かせることで、衰えさせないようにするというのが目的です。

例えば、“年齢を重ねても自動車の運転をする”、“将棋を指す”、“テレビゲームをする”、“数学の問題を解く”などが挙げられます。いずれも、脳を使う作業と言えるでしょう。

●生活習慣の改善もプラス効果

また、最近の研究で生活習慣の改善も認知症予防にプラスになるとの調査結果が出ています。規則正しい生活や栄養のバランスが良い食事を取ることで、健康な体を保つことで、脳の働きも良くなるようです。

まずは生活リズムを変えてみることをおすすめします。

(ライタープロフィール)

佐藤俊治(フリーライター)/2011年からライターを始め、年間1万記事以上を投稿中。アルコール依存症の身内を抱え、奮闘した経験も持つ。ギャグから真面目なネタまで手広い文章を書きます。

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