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【たった1分】肩こり撃退メソッドで、猫背も頭痛も解消!

  • 2017.5.16
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O脚、外反母趾、骨盤の歪みやゆるみなど、年間2000人もの悩める女性を救う、骨盤矯正パーソナルトレーナー・中村奈緒子さんが提唱する、中村式メソッド。今回は、肩こりを解消し、猫背を改善する方法をご紹介します。
お肌の露出が多くなるこれからの時期に、二の腕が太いと、セレクトする服も限定されたり、服の着こなしも気になりますよね。

肩こりがひどいと、二の腕も太くなるし、バストも下がるって、ご存知ですか?また肩こりが慢性的に続くと、猫背になりやすく、背中にぜい肉がいつの間にか付いてきます。逆に、肩こり解消ボディケアをすると、背中もスッキリ、二の腕も引き締まり、バストアップもするんですよ。肩こり撃退メソッドで、ノースリーブも着こなせる、背中すっきりボディを作りましょう!前回は、腰痛の中でも、VOCE世代に多い腰痛の特徴、原因、セルフケア対策法をお伝えさせていただきました。

前回の記事はこちらから今回は、お悩み第2位の「肩こり」について、お伝えしたいと思います。

ちなみに、私のメンテナンスルームにお越しになられるクライアントさん達のお悩みランキングは、こちら。

1位 腰痛
2位 肩こり
3位 お腹のたるみ、ダイエット
4位 頭痛、首コリ
5位 О脚
(2016年11月~2017年2月 クライアント70名分のアンケート結果)

気づいたらおばちゃん体型に!?

VOCE世代の女子は、肩こりがあっても背中のぜい肉はまだない方が多いですが、そのままにしていると、猫背になり、年を重ねるにつれ、20代のころには、全く気にならなかった背中にお肉がつき、おばちゃん体型になっていきます……そんなVOCE世代の肩こり女子の特徴は、次の3つです。

<VOCE世代の肩こり女子の特徴>
・背中の筋力が弱い
・肩が前に丸まって、冷える
・胸郭の開閉が硬く、呼吸も浅いそもそも肩こりは、前かがみになり、背中の筋力が常に張っている状態で硬くなることから、その症状が出始めるのですが、常に背中が丸まって硬くなっているため、背骨を持続的に支える力が弱っています。

ですから、たとえ整体でほぐして姿勢を整えたとしても、またすぐに猫背になってしまい、肩こりが再発してしまうのです。

肩こりが原因で、風邪もひきやすくなる!?

また、常に肩が前に丸まって固定されてしまい、腕も動きにくく冷えた状態になるため、その冷えをカバーするように脂肪もつきやすくなり、いつの間にか二の腕、背中にぜい肉が付きやすくなっていきます。肺機能もいつも圧迫されつぶれた状態のため、胸郭が動きにくく、呼吸も浅くなります。

例えば、周りの長さが同じ四角なら、長方形よりも正方形の方が、面積が大きいですよね。それと同じで、猫背だと、肺機能が前から圧迫され、長方形のような横細の肋骨になっていると、肺活量(例えでいう面積)が小さくなります。

肋骨も、前後に厚みのある正方形に近い形ほど、肺活量も大きくなります。要するに、肩こりをそのままにしていると、猫背になり、肺機能も弱くなるため、風邪もひきやすく免疫力も弱くなってしまうのです。そんなデメリットだらけの肩こりなんて、2ステップの簡単メソッドで直しちゃいましょう!
改ページ:[ たったの2ステップで肩こり解消! ]

ステップ1:「壁を両手で押す」……これだけ!

このイメージを日々の生活の中で持つだけで、猫背はほとんど解消されます。正しい姿勢を取ろうとすることが、そもそも体幹力不足の猫背さんには難しく、無理してすると、逆に反り腰になり、腰を痛めます。

そんな時に、「壁を両手で押す」だけで、壁からの反発力も働くため、前後の圧が働くことで体幹力がつき、真ん中で安定します。手で押すとき、抵抗感を感じるのがポイントです。また、両手で押すことで、同じ圧で押せるため左右バランスも自然ととれます。慣れてきたら、実際に壁を押してなくても、そのイメージを持ってください。

壁を両手で押しているイメージを持つだけで、実際に壁を押している時と同じように体幹が働き、自分の力で猫背を改善する力が付くのです。イメージする方向に必ず、体は変化します。

ステップ2:たったの1分!手首を肘より後ろに

次に、肩のまきこみについてお話しします。肩こりに効く動きは、肩甲骨回りの筋肉をより骨に近い部位から動かしてあげること。ですが、肩こりさんは、そもそも手を後ろに回そうとしても、肘のみ後ろにし、手先を後ろにすることができません。

それは、肩が前に巻き込んで、硬くなっているからです。ここで、手首を肘より後ろに!と、意識しておこなってみて下さい。

肩の奥の脊柱起立筋や、肩甲挙筋といった、骨に近い深層部からほぐれて効いているのが、実感されると思います。

次に、お腹を凹ませたまま、深く呼吸を続けましょう。猫背の方は、そもそも呼吸も浅く、また腹筋力も弱くなっているため、しっかりここでインナーマッスルを使った呼吸法をマスターしちゃいましょう。

この手を後ろにするポジションをとると、体幹力がない方は、お腹がポヨンとでたり、顎が前に出たり、腰がそりやすくなります。しっかりお腹を凹まして、背骨をまっすぐにキープしたまま、3-5呼吸ほどkeepしてください。

3-5呼吸を1セット 所要時間:1分から1分半初めは、1セットから。慣れて来たら、3-5セット程おこなってみましょう。5セットおこなっても、5分くらいですね。肩こりがひどい方は、1、2時間に1回程度。軽度の方は、朝、昼、晩、と3回。せめて、夜寝る前くらいは、おこなってくださいね。

たったの1分、長くても5分です。1週間に1回ドバっとおこなうよりも、毎日ちょこちょこ日常生活の中に、取り入れていくのが、肩こり解消の近道ですよー。

このステップ1と、ステップ2をおこなったクライアントさんお二人の結果がこちらです。改ページ:[ 頭痛も改善!? ]

Before&Afterはこちら

たった一回の猫背矯正パーソナルトレーニングで、この結果です!!

トレーニング前は、前に突き出していた顎も自然と引っ込み、猫背が自然と解消されました。クライアントさん達も、肩こり、首痛も改善しただけでなく、長年の頭痛もなくなり、ぐっすり眠れるようになりました!と、その後の変化にもびっくりしておられました。

次回は、もっと踏み込んだ肩こり撃退メソッドをご紹介したいと思います。肩こり撃退メソッドで、二の腕も、背中もスッキリ引き締まった肩甲骨美人にボディメイクできちゃう方法です。お楽しみに~。

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