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きび砂糖、てんさい糖、三温糖の特徴

  • 2014.12.19
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日本料理にはかかせない砂糖。そんな砂糖にもたくさんの種類があります。一般的によく使用されるのが上白糖で結晶が細かく、醤油に溶けやすいことから日本人に好まれています。それでは他の砂糖にはどんな特徴があるのでしょうか。

きび砂糖

しぼりたてのさとうきび汁でつくられているので、さとうきび本来の風味が生きています。ミネラルバランスが良く、風味、色、形状ともに黒砂糖よりも使いやすいのが特徴です。

おすすめ料理

煮物や魚料理に使うと、素材の臭みが和らぎおいしくなります。

てんさい糖

てん菜(ビート・砂糖大根)は腸の働きを活発にする天然のオリゴ糖がたっぷり含まれている、おなかにやさしい砂糖です。

おすすめ料理

まろやかな風味であっさりとした味付けの料理にむいています。

三温糖

上白糖に比べ、わずかながら純度が低く特有の風味と色(黄褐色)、そして独特のコクを持っています。

おすすめ料理

佃煮、煮物、お菓子などに適しています。


このように同じ砂糖でもそれぞれ特徴は異なります。温暖地でとれる「さとうきび」はカラダを冷やす作用があり消化吸収が早く、寒冷地でとれる「てんさい」はカラダを温める作用があり、ゆっくりと消化され血糖値の上昇がゆるやかという特徴があります。

砂糖は製法の違いによって色や形状が異なりますが、成分的にはほとんど差はありません。好みや、調理の仕方によって上手く使いわけるとよいですね。

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