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お土産買いもばっちり! インスタ映えする香港最新スポット

  • 2017.5.10
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ギラギラのネオンにモダンな高層ビル。そんなイメージのある香港ですが、実は隠れたインスタスポットがたくさん。新旧入り混じってユニークなカルチャーが生まれつつある香港島サイドで、「いいね」倍増まちがいなしのとっておきをご紹介します。

1.益発大廈(Yick Fat Building)

約40年前に建てられた公共住宅、いわゆる団地。その中庭からの眺めが、とにかく圧巻なのです。インスタが流行りはじめたここ数年で、写真を撮るために訪れる観光客が急増。旅行者だけじゃなく、ウェディング写真スポットとして若い香港ローカルたちにも大人気なのだとか。

この日も建物をバックにさまざまなポージングをとる女子と、それを撮影する男子という若いカップルが。

一階にはショップがずらり。美容室(やたらたくさん)や日用品店、食堂など、どれもオーセンティック。ちなみに見た目はお世辞にもキレイとはいえないけれど、1LDKで約13000HKD(19万5000円ほど)というから、香港の家賃がいかに高いかがわかりますね。

住所:1048 king’s road, Quarry Bay
最寄駅:MTR(地下鉄)太古(Tai Koo)駅/トラム・柏架山道(Mount Parker Road)駅

2.喜喜冰室(Cafe Matchbox)

冰室(びんさ)とは香港式のカフェのこと。こちらはイギリス統治下時代のクラシカルな喫茶店を再現していて、インテリアがかわいい! イメージは60年代の香港ということで、照明もテーブルクロスもレトロ。日本人的に言うと昭和テイストに近いかも。

フードは朝食からディナーまで。私は朝ごはんをいただきました。Happy Breakfast(オープンから11時半まで)メニュー(セットは34HKDほど~)は、いわゆるイングリッシュブレックファストから、「出前一丁」のヌードルまで! 香港では「出前一丁」は定番人気で、レストランで普通にいただけるのだそう。

こちらは「黒白多氏」(24HKD)。黒ゴマバターとコンデンスミルクのトーストです。ものすごいインパクト。

住所:Shop C&D, G/F, 57 Paterson St, Fashion Walk, Causeway Bay, HK
最寄駅:MTR銅鑼灣(Causeway Bay)駅
オフィシャルサイト

3.街東利(Lee Tun Avenue)

香港島サイドの新しいアトラクションとして2016年にオープンしたショッピング施設。いわゆるモールですが、イギリス統治下時代の様式を取り入れた建物や、香港っぽさあふれる赤いランタンといったエクステリアが秀逸で、旅気分を満喫できます。

入っているショップもなかなか。驚いたのは、表参道で人気を集め、惜しくも閉店したコーヒー専門店「Omotesando Koffee」。香港でオモテサンドウ! こちらが海外初出店となるそう。

もちろんコーヒー(こちらは抹茶ラテ)は美味しいし、お店もミニマルで素敵でした。

ロケーション:G24/25

こちらは日本未出店の紅茶専門店「FLORTE」。オーガニックの食材を使ったハーブティーやフルーツティーを扱っていて、店頭で香りを確かめたり、試飲することができます。ブレンドはフルーティーでお味に加えて、プレゼンテーションにうっとり。特に美味しかったのは「ストロベリーキウイ」や「カリビアンドリームス」といったフルーツブレンドの紅茶。パッケージもかわいいし、日本では手に入らないとあって、お土産にぴったり! フルーツをブレンドしたハチミツも絶品で、まとめていくつか購入。友達に贈ったらとても喜ばれました。

一箱120HKDほど。ハチミツを入れるとおいしくいただけますよ、と店員さん。ぜひお試しを。

街東利(Lee Tun Avenue)
住所:200 Queen’s Road East, Wan Chai, Hong Kong
最寄駅:MTR湾仔(Wan Chai)駅
公式ホームページ

4.龍麵館(Dragon Noodle Academy)

約茶や麺など、香港の伝統的なメニューをコンテンポラリーに生まれ変わらせるべく、昨年11月にオープンしたレストラン。インテリアは70年代のカンフー映画に出でくる道場のようで、気分が上がります。

北京ダック「京城:即焼片皮鴨」(499HKD、4~6人前)は皮、皮と身を少し、身の部分と3部位を提供していて、味噌+ゴマ、おろしニンニクのソースやサトウキビなどでいただきます。付け合わせに大根とメロンの細切りっていうのもなかなか珍しい。テーブルの横で切り分けてくれるのですが、そのお皿もかわいいのです♡

私的ベストはこちらのロブスターヌードル「龍肉湯麺(龍蝦湯)」(149HKD~)。ロブスターの尻尾をベースに5時間煮込んだスープは、コクがあるけれど、中華料理によくある仰々しい感じというか、変な派手さはなくて優しい味わい。聞けば、化学調味料などを極力控え、食材も厳選しているのだそう。納得です。

ヘルシーで写真映えするデザートもたくさん。こちらは「千葉豆腐花」(49HKD)は、その名の通りお豆腐スイーツ。ほどよい甘さのシロップでいただきます。

住所:Shop No. G04, G/F, Man Yee Arcade, Man Yee Building, No. 68 Des Voeux Road Central, Hong Kong
最寄駅:MTR中環(Central)駅
オフィシャルサイト

5. 李好味(Lee Lo Mei)

70~80年代の香港の食堂をイメージし、今年オープンしたばかりのレストラン。1階は開放的なバー、2階はJoe LeeとMax Lee、2人のLeeシェフが腕をふるうダイナーになっています。ウリは西洋の食材を香港的なアプローチで提案するおつまみ系。イベリコ豚を香港の屋台料理のような串刺しにして出したり、トリュフやエビを塩漬けしたアヒルの卵のソースと合わせたり。モラキュラー料理の要素も取り入れていて、ゴマ団子「Sweet Rice Dumpling」(88HKD)は、シロップの中にお団子を閉じ込め、口の中で混ざり合う一品。予想外の味と食感でした。

インテリアもオーセンティックかつおしゃれ感あり。インスタうけ間違いなしです。

住所:Ng Kong Wah (Jane)G/F – 1/F, 8 Lyndhurst Terrace, Central, Hong Kong
最寄駅: MTR中環(Central)駅
オフィシャルサイト

番外編:お土産スポット

香港土産といえばクッキーが有名ですが、私があえて推したいのはヨーロッパ系のグロサリーやお菓子。統治時代の影響で、香港には今でも英国系のスーパーやデパートがたくさんあって、日本未入荷のブランドが買えたりするのです。宿泊したホテルの近くにあった大手スーパー「恵康 wellcome superstore」では、ベルギーのプレミアムクッキー「Jules Destrooper」がこんなに。日本より割安だし、缶の種類もたくさん。英国王室御用達「Wilkin & Son Ltd」のチャツネや瓶詰のソースもお手頃で、トマトチャツネ(56.9HKD)を購入。

そしてひたすら家用に買ったのが、高級スーパー「Marks & Spencer」の紅茶。ここのゴールドレーベルのイングリッシュブレックファストを昔ロンドンに住んでいた頃に溺愛していて、今でも必ずストックをきらさないように補充しているのです。160パック入りで82HKD。ついでに仕事先のお土産用にクッキーとアッサムティーもゲットしました。

かわいくて美味しくて、フォトジェニックな香港の魅力。ぜひ体感してみてください。

取材協力:香港政府観光局オフィシャルサイト

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