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ひとつまみサイズのアートなお菓子♪おみやげにしたい「高岡ラムネ」

  • 2017.5.7
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子どものころに食べていたラムネが、大人も楽しめる形や風味で販売されているのをご存知ですか?富山県高岡市にある江戸時代から続く菓子屋「大野屋」では、小さな芸術品のような「高岡ラムネ」をつくっています。おみやげ用に、自分用に、大人なラムネはいかがですか?

江戸時代から続く歴史あるお菓子屋さん

あいの風とやま鉄道・高岡駅から徒歩7分。土蔵造りの家が立ち並ぶ山町筋の一角に「大野屋」はあります。天保9年(1838年)創業という老舗の菓子屋で、世代を超えて地元の方々に愛されてきました。

店内は木のあたたかみが感じられる空間。ショーケースには贈り物にぴったりの詰合せセットや、旬の果物を使ったケーキなど、さまざまな和洋菓子がずらりと並びます。
一角には購入したお菓子をいただけるスペースもあり、街歩きで疲れた足を癒せるのも嬉しいですね。

ころんとしたフォルムに、おいしさがぎゅっと

明治時代から愛されている銘菓「とこなつ」(6個540円)。あんこを餅生地で包み、和三盆糖をまぶした小ぶりでまあるい和菓子です。甘さひかえめでもっちりとしたおいしさは、もうひとつと手をのばしたくなるほど。高級和菓子によく使われる備中白小豆のあんこも、上品な味わいを演出しています。
「とこなつ」は、同じ山町筋にある町屋カフェ「山町茶屋」でもいただけます。「大野屋」と合わせて、訪れてみてくださいね。

まるで小さなアート。富山素材が味わえる大人ラムネ

職人がひとつひとつ木型で手づくりしている「高岡ラムネ」は、“大人が愉しめるラムネ”とおみやげやプチギフトに人気の一品。ふんわりととろける口どけと、鼻をくすぐるやさしい香りがたまりません。富山県産コシヒカリの米粉や、高岡市の国吉りんご、氷見市の稲積梅など地元の素材を組み合わせてつくられているのも魅力のひとつです。
縁起物をあしらった「宝尽くし」、高岡御車山祭をモチーフにした「御車山」など、パッケージごとにラムネの形もさまざま。日本文化を感じられる、繊細で美しいフォルムにうっとりします。

「高岡ラムネ」には季節限定の商品もあります。桜やたけのこ、チューリップを形づくった「春けしき」(2月中旬から5月初旬の期間限定)は、国産いちごを使用したピンク色がかわいらしい一品。春にまつわる絵柄が詰まっています。
「大野屋」や富山県内のおみやげ処以外に、渋谷ヒカリエや日本橋とやま館でも手に取ることができるので、ぜひチェックしてくださいね。

古くからあるものを大切にしつつ、新しい味わいも生み出す「大野屋」。山町筋のけしきも、新旧織り交ぜた街並みが楽しめます。見どころがいっぱいの山町筋を散策したあとは、「大野屋」へおみやげを買いに訪れてみませんか?

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