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妊娠発覚で高温期に突入! まさか「眠れない夜」がくるなんて…【 “眠れない” ママたちへ Vol.13】

  • 2017.4.30
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わが子を授かり大きな喜びに包まれているプレママには、おなかの子どもの成長とともに、次々と体調とメンタルに変化が訪れます。今回は「妊娠初期(妊娠1ヶ月~妊娠4ヶ月)」の睡眠について紹介します。

(c) Africa Studio - Fotolia.com

■寝ても寝ても寝足りないほどなのに…
妊娠初期は興奮や不安などの心理的な変化が起こりやすく、また、ホルモンバランスの影響により、昼夜問わず強い眠気やだるさを感じたりするプレママが多いでしょう。

女性ホルモンのひとつであるプロゲステロンは、体温上昇作用により妊娠後の基礎体温を高温に保つ働きをしますが、この深部体温の上昇は質の高い睡眠を妨げる一因となります。

寝ても寝ても寝足りないと感じるほど眠り欲が高まる一方、睡眠の質は低下しやすくなるのがプレママ睡眠の特徴です。

■妊娠1~2ヶ月目の睡眠
ふだん私たちは、内蔵の温度である深部体温が下がることで体の眠りスイッチが入ります。通常なら月経が来ると高温期から低温機に移行しますが、妊娠すると基礎体温が高温期を維持するので、睡眠の質が悪くなってしまうのです。

また、熱っぽさやだるさもあり、風邪をひいたときに近い感覚にもなります。

早い人ではつわりの症状が表れること、またホルモンバランスの変化により精神的に不安定になること、膀胱が子宮に圧迫されておしっこが近くなることなどで、夜中に何度も目が覚める「中途覚醒」が起こるなど、さまざまな要因から眠りが妨げられてしまいます。
<妊娠1~2ヶ月目の過ごし方のコツ>
夜の時間をこれまで以上にゆったりのんびり過ごすことを心がけ、深呼吸をしたり、白湯やプレママでも飲めるハーブティーを飲んだり、パートナーにマッサージをしてもらったりして、とにかく「リラックス」を第一スローガンに掲げましょう。

■妊娠3ヶ月目の睡眠

(c) leszekglasner - Fotolia.com

妊娠3ヶ月頃はつわりがピークの時期。食べることが難しくても、「水分がとれていること」と「おしっこが出ていること」が大事なポイントです。できていなければ病院を受診しましょう。

夜は体を締め付けないゆったりめのパジャマで就寝すること、そして下半身や足元を冷やさないように、レッグウォーマーや腹巻きなどを着用して眠るようにしましょう。

また、基本中の基本ですが、夜更かしは絶対にやめてください。どんなに仕事が忙しくても、休む時間を削って作業を行うことはおすすめできません。
<妊娠3ヶ月目の過ごし方のコツ>
つらいつわりで気分も下がり気味になりますが、就寝前にはアロマの力を借りて気分転換してみては。ただし、シナモン・ジャスミン・セージ・レモングラス・フェンネルなどは妊娠中の使用に適さないといわれていますから要注意です。

■妊娠4ヶ月目の睡眠
妊娠4ヶ月目に入ると、つわりの症状も落ち着いてくるプレママが多いと思います。

ただ、身体的な負担が軽減された一方で、妊娠中は感情の起伏が激しくなりがちでメンタル面は落ち着かないケースが多いので、決して1人でため込まないようにしてください。

心理的な負担は夜の眠りを圧迫して、翌日の心身のさらなる不調につながってしまいます。

<妊娠4ヶ月目の過ごし方のコツ>
家族や友人の先輩ママさんがかけてくれる言葉の1つ1つは、まるで魔法のように自分の中で大きな勇気や元気に変わっていくので、体調が良いときにランチやお茶に一緒に出掛けてみてはいかがですか? ママエネルギーをたっぷりいただき、心のパワーを充電しましょう。

妊娠初期は、赤ちゃんが無事に成長してくれるかなど不安が山積みの時期。いろいろな想いが頭の中を駆け巡りますが、自分の体と心をこれまで以上にいたわり、大切にして、ベッドに入ったら頭の中で赤ちゃんと過ごす楽しい未来を思い切り思い描いてくださいね。


(友野なお)

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