1. トップ
  2. ダイエット
  3. 毎月憂鬱…ツライ「生理痛」を和らげるセルフケア法

毎月憂鬱…ツライ「生理痛」を和らげるセルフケア法

  • 2017.4.26
  • 2401 views

毎月訪れる生理。予定通りこないと心配になるけど、生理になったら今度はお腹や腰の痛み、頭痛、肩こり、ムクミなどに悩まされたり、女性の心と身体への影響ははかりしれません。
中には子宮などに病気がないけど寝込んでしまうほどひどい月経痛になってしまう“機能性月経困難症”の人も。そこで今回は健康管理士の筆者が、生理痛を緩和するセルフケア法をご紹介します。
 

1:夏場も身体を冷やさない

生理痛の原因のひとつに、全身の血行の悪化や骨盤内のうっ血が挙げられます。生理中にお風呂につかると経血量が増えるなんて言われていますが、実際には変わりません。血行をよくするにはやはり夏場でもお風呂につかって体を温めるのが一番。
どうしても抵抗がある人は足湯でもいいので、血行を促進する入浴剤やアロマなどを利用して、心地よい香りで癒やされながら体を温めてあげましょう。
 

2:横になるだけではなく、適度な運動を

https://www.shutterstock.com
生理中は痛みやダルさで動きたくない気持ちになる人も多いでしょう。しかし動かずにじっとしていると、場合いよっては悪化してしまうことも。
特にデスクワークで座りっぱなしの時間が長い人は下半身の血行が悪くなりがち。ウォーキングなどの時間がないとか歩くのもツライ場合は、椅子に座ったままでもいいのでつま先やカカトの上下運動などをして、少しでも下半身の血行をよくしてあげましょう。また日常的にストレッチなどの軽い運動でもいいので運動習慣をつけることも大切です。
 

3:ストレスと上手く付き合う

病気の多くにストレスが関係していると言われていますが、生理痛もそのひとつと言えるでしょう。ストレスが大きくなると自律神経のバランスが崩れ、生理痛の一因になることも。もちろん生理痛そのものもストレスとなるので、生理中は意識してリラックスできる時間を作りましょう。
また楽しい女子会などのときには生理痛を忘れているのに、仕事や家事となると生理痛がひどくなる……なんて経験のある人は意外と多い様子。そんなタイプの人は「生理になったら痛む」と思っていること自体がストレスとなっている場合もあるので、生理のときに無理のない程度で楽しい予定を入れるのもお勧めです。
 
いかがでしたか? できるだけお薬に頼らずにいるためにも、自分の身体の声をききながら、生理とうまく付き合っていきたいですね。
【参考】
バーグ文子著「アロマテラピー精油事典」成美堂出版
生理痛の原因と緩和方法 – umicharm
ストレスと生理の関係 – unicharm
【画像】
※ Kaspars Grinvalds Artens / Shutterstock

【筆者略歴】

佐々木 さゆり

長年の医療業界での経験や40㎏減量の体験を生かし、延べ3万人を超える人の心と体の健康に携わる。総合栄養学・身体機能等を学べる「予防医療指導士」のテキスト監修者でもある。著書は「本当は怖いデスクワーク」

の記事をもっとみる