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簡単なのに大好評! 親子で作れるアウトドアデザート4選

  • 2017.4.26
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© shaiith - Fotolia.com

バーベキューでは食事がメインで、デザートが少なくなりがち。あったとしても、お菓子やフルーツばかりでマンネリ化してしまいます。

そこで今回は、アウトドアでも楽しめるデザートを紹介。持ち寄りでも、デザート類はかぶりにくいので便利です。

■定番の「マシュマロ」はアレンジ自由自在!

© Brent Hofacker - Fotolia.com

マシュマロを串で指して焼くのは、もはや定番になっているかもしれません。小さな子にも自分で焼く楽しみを体験できるし、準備が楽なこともうれしいところ。ひとつずつ焼いてもいいし、団子のようにしても楽しいですね。

この焼いたマシュマロとチョコレートをクッキーで挟んだものが「スモア」。北米で人気のアウトドアデザートで、子どもたちに人気があります。

焼いてもおいしいマシュマロは、スイーツピザのトッピングにもおすすめです。生地には餃子の皮を使えばOK。マシュマロのほか、チョコレートやフルーツなど、好きなものを並べましょう。小さなマシュマロを目や口に見立てて、顔を作ってあげれば喜ばれるはず。

マシュマロはホットドリンクとも相性がよく、熱いコーヒーに浮かべるとシュワシュワと溶けていきます。牛乳を使わなくてもクリーミーな味わいで、ホッと一息つきたいときにぴったりのドリンクに。

量はマシュマロのサイズや好みにもよるので、まずは1つずつ入れてみましょう。筆者は紙コップ1杯に2つ入れるのが好きです。

■大活躍の「冷凍パイシート」

© wideonet - Fotolia.com

冷凍パイシートがあれば、それだけで簡単スイーツが作れます。チョコレートやジャムをはさみ、鉄板や網の上で焼くだけ。砂糖を振りかけたものを端から巻いていき、それを焼いてもシンプルでおいしいです。先ほど使ったマシュマロを入れてもOKです。

さらに薄くカットしたフルーツに砂糖をかけてパイシートで包めば、フルーツパイのできあがり。リンゴやバナナが定番ですが、ルールはないので好きなものを包んでみましょう。最後にシナモンシュガーを振ると、風味だけでなくおしゃれ度もアップします。

パイシートは、スイーツ以外にも使えます。バーベキューで余った肉やソーセージを包んでもいいですね。キャンプなら次の日の朝食にもなるメニューですが、食中毒には注意してください。

■ホットケーキミックスで作る「なんちゃってバームクーヘン」!?

© RIEKO - Fotolia.com

手軽におやつを作れるホットケーキミックスも、バーベキューで活躍します。そのまま焼いてもいいですが、せっかくなら鉄板いっぱいの大きなものを作ってもおもしろいですね。

卵焼きを作るイメージで、鉄板に薄くのばした生地を端からくるくる巻く工程を繰り返していくと、なんちゃってバームクーヘンのできあがり。層が上手にできなくても、自分でやってみることが思い出になります。やけどに注意しながら、一緒にチャレンジしてみましょう。

ホットケーキミックスは、牛乳や卵がなくてもおいしく食べられます。水で緩めに溶いたものを薄く延ばして焼けば、クレープの生地に。水の量はホットケーキミックスの1.5~2倍くらいを目安に調整してください。

© olyina - Fotolia.com

トッピングに使うジャムも、その場で手作りしたいですね。バーベキューだけでは1日つぶせないという場合は、近隣施設で遊ぶこともあるはず。そんなときは、いちご狩りをしてからバーベキューを楽しんでみませんか? 摘んだばかりのいちごを使って、その場でジャム作りを楽しみましょう。

家で子どもと一緒にチャレンジしようと思っていても、次の日まで子どものテンションが続かないことも。その日であればよろこんで手伝ってくれるでしょうし、フレッシュな味を楽しめます。

ジャムを作るときは、保存性を考えて砂糖の量を多めに。いちごの重量の倍くらいが目安です。とろみをつけるにはレモン汁を入れますが、なくてもおいしいジャムになります。

■子どもが喜ぶ! 缶詰と炭酸飲料だけでつくる「フルーツポンチ」

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フルーツはデザートに最適ですが、皮を剥いたりするのが意外と面倒…。そんなときは、缶詰を使うといいでしょう。ヨーグルトと混ぜたり、パンにのせたりと、手軽に使えるのが魅力です。

缶詰を使えば、フルーツポンチも簡単に作れます。ボウルなどの容器にフルーツを入れ、サイダーやフルーツ系の炭酸飲料と合わせるだけ。甘みが少ないと感じたときには、缶詰のシロップを少し足しましょう。

おしゃれなガラス容器に取り分けるのがおしゃれではありますが、透明のプラスティックカップでもじゅうぶん。準備をしている間に、子どもたちに絵を描いてもらうのもおすすめです。

アウトドアレシピを見ると、チーズケーキなどの本格的な料理が並びます。調理工程自体は難しくないのですが、使用する材料が多かったり、いろんな道具が必要だったりするので、「手軽」とはいえないと感じていました。

しかし、「野外」とはいえ火が使えればさまざまな調理が可能ですし、工夫次第では火を使わないレシピでも大満足! これに気づいてからは、いろんなレシピを試しています。

これからはアウトドアシーズン。お手軽なデザートをぜひ試してみてはいかがでしょうか?
(藤井蒼)

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