1. トップ
  2. レシピ
  3. うにいっぱいの海鮮丼から抹茶スイーツまで。宮城の新名所「南三陸志津川さんさん商店街」がオープン!

うにいっぱいの海鮮丼から抹茶スイーツまで。宮城の新名所「南三陸志津川さんさん商店街」がオープン!

  • 2017.4.18
  • 1759 views

2017年3月、宮城県南三陸町にオープンした「南三陸志津川さんさん商店街」。寿司店やカフェ、みやげ店など28店舗が入居し、食べ歩きやショッピングを楽しめるスポットとして早くも話題です。三陸の旬魚がたっぷりの海鮮丼や、老舗茶屋の抹茶スイーツなど、多彩な名物グルメを味わいに出かけませんか?

復興のシンボルとなる常設商店街がオープン

仙台から車で約1時間30分、宮城県北部の沿岸に位置する南三陸町。三陸自動車道の志津川ICから5分ほどの高台に「南三陸志津川さんさん商店街(みなみさんりくしづがわさんさんしょうてんがい)」はあります。

東日本大震災で津波被害を受けた町の復興を目指し、仮設店舗で営業してきた商店街が常設にリニューアル。かさ上げ後の地区に移転し、“さんさん”の語呂にあわせて2017年3月3日にオープンしました。

地元客はもちろん、県内外から多くのお客さんが訪れ、週末には駐車場が常にいっぱいになるほどにぎわいを見せています。

ご当地丼「南三陸キラキラ丼」とは?「創菜旬魚 はしもと」

世界3大漁場のひとつ・三陸沖に面した南三陸町を訪れたら、やはり海の幸グルメは外せません。なかでも、四季ごとの旬魚を贅沢に盛ったご当地丼「南三陸キラキラ丼」を目当てに、和食店「創菜旬魚 はしもと(そうさいしゅんぎょはしもと)」を訪ねました。

4月末まで提供する「キラキラ春告げ丼」は、ほたての貝殻の器に旬の刺身を盛り合わせ、丼にはいくらと錦糸卵、菜の花をたっぷり散らした一品。華やかな色合いは、東北の遅い春の訪れを喜んでいるようです。2月から4月頃が旬の三陸産めかぶやわかめも、天ぷらや酢の物として添えられ季節感たっぷり。目でも舌でも春を感じることができ、思わず頬がゆるみます。

5月には、三陸産のうにをふんだんに使った「キラキラうに丼」が登場。濃厚な甘さのうにが口の中でとろけ、至福のひとときを味わえますよ。

カフェ「月と昴」で味わう本格カレー

海鮮グルメ以外の店舗も充実。「月と昴(つきとすばる)」は、コーヒーやクリームソーダをはじめ、レトロな銀の器に入った「カレーライス」が評判のカフェです。

具材はたっぷりのひき肉と玉ねぎ、にんじんというシンプルなカレー。ひき肉やトマト、スパイスなどを10時間以上じっくり煮込むことで、肉の旨みやトマトの酸味を生かした、深みのある味わいに仕上がっています。

もうひとつの人気メニューは「わかめピザ」(1300円)。トマトソースのピザに三陸産わかめをたっぷりトッピングした、磯の香りただよう一品です。チーズとわかめの塩気が相性抜群で、新感覚の味わいを楽しむことができます。夏にはほやを使ったピザも登場予定ですよ。

モアイ像がユニークな抹茶ソフト「阿部茶舗」

デザートには、明治時代から続く老舗茶屋「阿部茶舗(あべちゃほ)」のソフトクリームを。看板メニューは、モアイ像が描かれたゴーフレット付の「モアイソフト」です。

南三陸町とモアイ像の関係は?と気になりますが、きっかけは1960年のチリ地震津波が志津川湾まで到達したこと。イースター島で有名なチリからモアイ像の彫刻が贈られ、今では観光キャラクターのひとつになっています。

濃厚でほろ苦い抹茶ソフトクリームと、ほの甘いゴーフレットが好バランスで、あとをひくおいしさ。イートインスペースでひと休みしながら、ゆったりと味わえます。南三陸の魅力がギュッと詰まった、個性豊かなショップがそろう「南三陸志津川さんさん商店街」。毎月第1・3日曜に開催される朝市をはじめ、ライブや手作り市などのイベントも盛りだくさんです。復興へ歩みを進める南三陸町のニュースポットへ、足をのばしてみませんか。

の記事をもっとみる