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産めば産むほどおトク! フランスの充実した子育て支援制度3つ

  • 2014.12.16
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【ママからのご相談】

9歳と6歳、3歳の子どもがいるママです。3人の子宝に囲まれて楽しく過ごしています。最近、OL時代の友人に会いました。彼女のご主人は夫の同僚です。子どもは夫婦の意向で作らないそうです。

気になったのが彼女の生活がリッチなこと。専業主婦で子どもがいないのでしょっちゅう海外旅行に行き、マイホームも頭金の半分を現金で払い、老後の資金も十分たまるそうです。うちは年収制限で医療の補助や就学補助も受けられず節約の日々です。最後にはあなたの子どもたちが将来、私たちの世代の年金を担うから頑張って育ててねと言う始末です。なんだか釈然としない気持ちでいっぱいになってしまいました。

子どもをたくさん育てれば報われる制度はないのでしょうか。

●A. 国によっては子どもの数で税金や年金が決まります。

ご相談ありがとうございます。フリーライターのnanakoです。

子どもが複数いるのに年収制限でさまざまな助成を受けられないという方の存在を耳にします。共働きだったり、高齢出産の場合は難しいようですね。私が思うに日本は金銭的には産むより産まない方が得になる国です。これでは少子化が進むのは当然ですね。

ところが、産めば産むほど、税金や年金にメリットが生まれる国があるのです。そんなフランスの制度、3つです。

●フランスの充実した子育て支援制度3つ

●(1)3人以上子どもがいる家庭に手厚い家族手当

子どもが1人の場合は支給されません。3人以上子どもがいる家庭は2人子どもがいる家庭より手厚い家族手当を貰えます。所得制限はありません。産めば産むほど有利なシステムとなっています。

●(2)子どもの数が多いと税金が安くなります

N分N乗方式という考え方で、家族収入を家族の人数で割ります。そしてその収入に税金を掛けるので子どもが多い家庭ほど税金が安くなります。なお、日本は個人に課税されるので家族の数は関係ありません。

●(3)3人、子どもを育てると年金が増えます

3人以上子どもを育てた夫婦の年金は10%加算されます。子どもを3人も育てれば教育費や生活費で子どもを持たない夫婦と比較すると貯蓄もままなりませんね。10%加算されれば安心して老後を過ごせそうですね。

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フランスはこれ以外にも長期的な少子化政策を行っており、出生率を高めることに成功しました。フランスの消費税が20%だったりと日本と簡単に比べることはできませんが、子どもを産み育てることが税金や年金に反映されるのは良い考えだと思います。

日本の子育て世代は教育費に住宅ローンに、増税に追われています。女性も労働へという風潮の中、時間のやりくりにも必死です。その中でたくさんの子どもを産むのは難しい決断です。

子どもが授からない夫婦やシングルの方たちの生き方を否定するのではなく、将来を担う子どもたちを国民全体で見守るという方向へ進むといいですね。

【参考リンク】

・フランスにおける少子化と政策対応 | 国立国会図書館(PDF)(http://www.ndl.go.jp/jp/diet/publication/refer/200711_682/068205.pdf)

(ライタープロフィール)

nanako(フリーライター)/国立大学、研究所勤務の後、サラリーマンの夫の転勤に伴い国内外で暮らす。海外駐在中に妊娠し、日本に里帰りし出産。当時、激務の夫は育児にまで手が及ばず、子供を挟んで火花が散ることも。現在は多感な小学生になった娘を中心にキャンプや海外旅行に行き、育児を夫婦で楽しんでいるママライター。

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