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那覇の夜をどっぷり楽しむなら!国際通りからすぐ近くのディープな酒場3選

  • 2017.4.16
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旅先の夜と言えば、やっぱりお酒は外せませんよね!沖縄でも1位、2位を争う観光スポットのひとつ、国際通りにはたくさんの店が軒を連ねますが、一歩裏に入ったところにある沖縄の台所、「牧志第一公設市場」付近には、沖縄らしいのんびりとした時間の流れるディープスポットがあります。

今回は、沖縄に移住して約7ヶ月、現地でWebライターをしているきららが、国際通りからすぐ近くでゆるりとお酒を楽しむ夜をご案内します。

記事の中でご紹介しているお店は、読者限定のお得な情報もあります。そちらも併せてチェックしてみてくださいね。

地元民も通う「市場本通り」を歩いてみよう

国際通りの「OPA」横からアーケードに入ったところにある「市場本通り」は、おみやげ屋や居酒屋、洋服屋など多くの店が立ち並び、地元の方や観光客ので賑わっています。
所狭しと食材が並んでいる「牧志第一公設市場」とは少し異なり、特に居酒屋の前では昼夜を問わず地元のおじいおばあが、三線を片手にお酒や食事を楽しんでいる姿は、そこだけ時間の流れがゆったりとしているよう。
近隣のお店どうしも仲がよいようで、お店をのぞくと店主さんがいらっしゃらず隣のお店に行っておしゃべりをしていた、なんてこともよく見る光景です。

散策の後は地元民に人気のお店で乾杯!

さて、公設市場や市場本通りの散策を堪能したら次にすることといえば、やっぱり飲むこと!
今日ご紹介するお店は、どれも個人的によく行っているところばかり。人気が出過ぎて行けなくなると困ってしまいますが、どれも県外から来た友だちにいつも満足してもらえる折り紙つきのお店です!

あぐー豚がたっぷりのカレーがおすすめのお店「BAJO」

公設市場のすぐ横にある、ゆる〜い雰囲気とチャーミングな店長さんが一押しの「BAJO(バホ)」。
それほど広い店内ではありませんが、外にテーブルを広げてくれるので大人数でも大丈夫です。

BAJOでは、1000円でドリンク3杯と好きなメニュー1品を楽しめる、通称「せんべろ」システムが導入されています。
泡盛やハイボールなど好きなドリンクと、お酒がすすむおつまみを合わせればたちまちいい気分に。
少しシャイな店長さんは近隣の店の方とバンドを組んでいるので、音楽談義で盛り上がるのも◎。
思い切って話しかけてみると、ガイドブックからは得られない沖縄情報も教えてくれるかも・・・?

「せんべろ」の次にわたしがおすすめしたいのが、BAJO特製カレー。
さまざまな具材がトッピングされたカレーが豊富に用意されているので、その日の気分にぴったりなものを見つけられます。
そのカレーも具材がとろとろに溶けていて、スパイシーさだけではなく、野菜や肉の旨味が口いっぱいに広がります。
それほど量も多くないので、飲む前にちょっとなにか食べておきたい!という方におすすめ。

京風おでんがおすすめの「輪屋」

沖縄らしい雰囲気を味わいたい!という方におすすめなのが「輪屋(わや)」。
公設市場から歩いて5分程度の距離にあり、外で飲むスタイルのこちらのお店では、沖縄のあたたかい気候やのんびりとした空気を感じながらおいしいお酒やごはんを楽しむことができます。

「輪屋」には独自ルールがあります。
メニューを注文したら、テーブルの上に置かれている小箱の中に代金を入れてスタンバイ。店員さんが頼んだ商品を運んできたタイミングで、小箱の中のお金で支払いをします。
最後に酔っぱらっても「お財布どこー?いくらー?」なんてことにならない、とっても親切なルールです。

お金をボックスに入れて、お酒やごはんが運ばれてくるのをワクワクしながら待つ間、他のお客さんや店員さんとの会話を楽しむのもいいですね。
地元民が多くお客さん同士の席も近いので、おすすめの観光スポットを聞いてみるといいかも。

話をおでんに戻して、わたしのおすすめは、断然トマト。
とろっとろのほろっほろで、口のなかに入れたら溶けてしまうくらい。
トマトの甘みと酸味で、お酒もどんどん進んでしまいます。

沖縄料理を堪能しつくしてちょっと違う雰囲気のごはんが食べたいな〜という方には、特におすすめです!

沖縄の中にイタリア!?メニューはもちろん内装も楽しめる「Verona」

2016年12月にオープンしたばかり、公設市場周辺で異彩を放っている居酒屋、「Verona(ベローナ)」。
イタリアをイメージして設計されたおしゃれな店内で、情緒あふれる昔ながらのお店が多いこの近辺ではひときわ目立ちます。

お店の中にある、一風変わったインテリアは遊ぶことができ、訪れた人を楽しませてくれます。
おいしいお酒とごはんに酔いしれつつ、友だちや家族、恋人と遊ぶのも「Verona」のおすすめの楽しみ方です。

「Verona」にも「せんべろ」システム、通称「Sen-verona set(センベローナセット)」があります。
この近辺ではせんべろシステムを導入しているお店が多くありますが、特にこちらのお店では40種類以上もの豊富なドリンクメニューからお酒を選ぶことができます。
オリオンビールや泡盛はもちろん、各種カクテルやワインなども楽しめますよ。

ドリンクだけではなく、一品料理がとてもおいしいこともおすすめのポイントです。
沖縄ならではのメニュー「ぷるぷる軟骨ソーキ」(500円)や、これがワンコイン!?とびっくりしてしまうくらいボリューム満点の「ナチョスチーズ」(500円)など、リーズナブルなメニューがたくさん。
近辺には公設市場をはじめ、新鮮な肉や魚などを販売しているお店も多いことから、一品100円で他店舗の料理を持ち込むこともできます。
2記事に渡ってお送りした、一般的な沖縄観光のイメージとは一味ちがう、ちょっぴりディープな市場歩きはいかがでしたか?
わたしも移住後に初めて公設市場や市場本通りを訪れたときは、国際通りとはまったく異なる空気感に驚きつつ、せかせかした日常とは違う独特の空気感に癒やされました。

せっかく沖縄に来たのならキラキラした国際通りだけでなく、その裏に広がっている沖縄の文化や空気に直に触れてみてはいかがでしょうか?

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