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【インタビュー】梨花が語る、「メゾン ド リーファー」ブランド5周年とモデルデビュー25周年のはなし

  • 2017.4.12
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梨花が手掛ける「メゾン ド リーファー(MAISON DE REEFUR)」が5周年を迎え、4月に2つの新店舗をオープンする。4月17日に名古屋・タカシマヤ ゲートタワーモール、4月19日に福岡・ JR博多シティ アミュプラザ博多にそれぞれオープン。

名古屋店は、同日開業する新商業施設、タカシマヤ ゲートタワーモールの2階にオープン。カフェ「グルグル リーファー(GLOUGLOU REEFUR)」を併設した大型店舗としては、代官山本店に続き2店舗目となる、東海地方初出店。展開されるのは、コレクションラインの「リーファー(LI HUA)」をはじめ、オリジナルグッズを充実させた「メゾン ド リーファー キオスク(MAISON DE REEFUR KIOSQUE)」、スタイリスト風間ゆみえディレクションのギフトサロン「ル ブティック ファンタスク(La Boutique Fantasque)」など、代官山本店と同様のフルコンテンツだ。

また、「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」のバッグ「ファラベラ」の限定アプリコットカラーが先行販売、さらに、スタイリスト・野口強がディレクションする「マインデニム(MINEDENIM)」の梨花スペシャルモデルと、オープン時にはオリジナルデニムを展開するポップアップも開催する。

アミュプラザ博多にオープンする博多店では、新ラインがデビュー。トータルプロデューサー梨花のもと、様々な経験を積んだ、舘かおりがディレクションを務める。新ラインは、女性らしいレースや透け感のあるアイテムに、ストリートからインスピレーションを得たアイテムを組み合わせたレイヤードスタイルを提案。加えて、「メゾン ド リーファー キオスク」も併設する。

今回の新店オープンに際し、いまの心境を梨花本人が答えてくれた。

PHOTO:JOMON
EDIT:F.M.J. magazine

ー 名古屋店オープンを迎える今のお気持ちをお聞かせください

梨花:3年前くらいに名古屋のお話をいただいたのですが、だんだん時間が経つにつれて今はとてもワクワクしています。

ー 名古屋店はどのようなテーマのショップになっていますか?

梨花:代官山本店と同じライフスタイルセレクトストアなのですが、代官山は5年間の間に、シンプル宣言をしたり、内装もいろいろと変えてきた中で、ぐるっと回って最初に戻った感じです。

名古屋も同じくいわゆるテーマパーク的な楽しみ方をしてもらいたいです。

大きい箱の中に小部屋が色々とあって、内装一つ、ディスプレイ一つ見てもテンションが上がって、最後はお茶してもらえたらいいなと思っています。

ー カフェ「グルグル リーファー」のこだわったポイントは?

梨花:グルグル リーファーに関しては、高島屋さんの中に入るという事なので、忙しい方や時間のない方にもテイクアウトしてもらえるような、デリのコーナーを作りました。

| ブランド5周年を迎えて

ー 4月で5周年を迎えるにあたり、メゾンドリーファーに対する思いや、変化はありますか?

梨花:もの作りとか、お店作りに関しては、5年前は今思えば経験不足だったなっていうこともあります。でも一番でいうと、チームワークって大切だなって思うことが5年間の中にいっぱいありました。いいことだけではなかったけれども、そういうことがあったからこそ、今、メゾンドリーファーのチームを作っていく中で、人と人との関係の大切さを感じさせられることが多いですね。感謝の気持ちももちろんですし、もっとこうしていきたいというポジティブな気持ちにも変わってきています。

ー 名古屋店、博多店でもみなさんにポジティブになってもらいたいと?

梨花:作り手のこちら側がポジティブなエネルギーを出しているか、ネガティブなエネルギーを出しているかって、絶対伝わるって私は信じていて。今のタイミングはベストだと思うし、メゾンドリーファーのお店のスタッフ一同がポジティブな気持ちでやれていると思うので、お客様にもそれを感じてもらえるんじゃないかな、と思っています。

ー もともと1店舗のみの展開でしたが、他のエリアへの出店を考えたきっかけは?

梨花:途中でリーファー(LI HUA)を立ち上げたり、自分も年齢を重ねていったりとか、色々あったんですけど、お客様が求めていることと、自分が表現したいことがあるなかで、分けながらも一緒、というのをどのように作っていけばいいのかな、というのを考えていったところで今回の出店は自然な流れでした。

| ハワイ、子育て…私生活の環境も変化

ー 梨花さんのプライベートに関してですが、生活の拠点をハワイに移したことでの変化や改めて気づいた点はありますか

梨花:ハワイで生活をしていると、人間としての原点に返らせてくれるというか。東京もすごく素敵な街だけど、東京にいて忙しくしていると、見落としてしまっていることもあるので。ハワイは自然しかないというのもありますが、思考がすごくシンプルになるし、明確になります。

ー ご自身の生活のなかで大切にしているものはありますか?

梨花:人ですね。家族もそうですし、リーファーのスタッフからも支えてもらっていると思うし、応援してくれている方もそうですし。全ては人ですね。バイタリティも、ポジティブな気持ちも、喜びも、周りの人からもらえているなと最近感じる事が多いです。

人とのつながりとか、人と人との交わったエネルギーとか、気持ちとか、どう向き合うかとか。前からそういう性格ではあったんですけど、最近特にすごくそう思うんです。やっぱり、それがいいときはすごくいいから、やっぱりそうだ、って。

ー モデル歴25年を迎えるにあたり今のお気持ちは?

梨花:まさか40代までやり続けていられるなんて思ってもみなかったですね。

でも見てくれている人がいるんだと思うんです。それは決して表面的ではない何かを感じ取ってくれている方がいて、在れているんじゃないかと。昔と違って、やれてる、というよりはやらせてもらっている、ありがとうございます、という感じです、本当に。

ー 体型維持の秘訣や、心がけている事は?

梨花:昔と違って最近本当にむくみやすかったり、太りやすくなったりして。食べることが大好きなので(笑)。ハワイにいるときはヨガやったりトレーニングをして。ストレッチを前よりするようにしています。あとは、水を2リットル近く飲んでいます。そうすると、マッサージしていないのに足のむくみが取れるんです。スーって毒素が出ていくような感じがします。

ー F.M.J.は、“FEEL-GOOD THINGS for YOU!”をテーマとしているのですが、梨花さんにとってのFEEL-GOOD THINGSを教えてください

梨花:私は、家を作った時に、“デニムにさらっとしたTシャツを着て似合う60歳の自分”を理想にして作ったんです。今の自分が好きな家具とかに合わせるとちょくちょく変えたくなってしまうと思うので。

いまハワイに住みながらも、たまに帰ってきた時に、その家の空間がいちばん心地いいんですよね。そうした家もそうだし、環境、人も同じで、それがクリアになった時にはじめてシンプルにいろんなことが自分の中に入ってくるんです。そういう環境づくりをしていく感じが好きですね。その瞬間というよりも、そこまでの過程、整えているときが好きです。

決して着飾ることなく、ありのままの言葉でいまの気持ちを伝えてくれた、梨花さん。代官山オープンから5年、自身もデビュー25年と、メゾン ド リーファーとしてもモデルとしても節目を迎えたこの春。「自分もチームも、“ポジティブ”な状態」という言葉とその笑顔が物語るように、新たな展開を図るブランドはもちろん、彼女自身の今後にもさらに期待ができそうだ。

問い合わせ先/ジュンカスタマーセンター 0120-298-133

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