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ダラダラしないで! パパに家事を手伝ってもらうコツ3つ

  • 2014.12.15
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【ママからのご相談】

結婚したときは旦那が家事をやっていなくても気にならなかったのですが、最近はダラダラしている旦那を見るととてもイライラしてしまいます。そこで、「何か手伝ってほしい」という話をするのですが、なかなか思ったようにやってくれず、イライラして結局自分でやってしまいます。どうすればよいでしょうか。

●A. パパの達成感を満たすことをお願いしましょう。

ご相談ありがとうございます。育児書コンシェルジュの三尾です。

最近は家事をする男性も増えてきていると聞きますが、それでもまだまだ家事が苦手という男性や、まったく手伝ってくれないパパもいるかと思います。

そんなパパに、「手伝ってよ!」と言ってもなかなかやってくれないし、やってほしいようなレベルでできることはほとんどなく、イライラして自分でやってしまうことになるかもしれません。

そもそもママがやってほしいと思っていることをパパに期待すると、期待を裏切られてしまいますので、それよりもパパができること、パパの達成感を満たす家事をお願いした方がうまくいきます。

臼井由妃さんの著書、『できる人はなぜ、本屋で待ち合わせをするのか?』にいくつかポイントが書いてありました。本に書いてあった内容をもとにアドバイスをしますのでよければ参考にしてくださいね。

●パパに家事をさせるコツ3つ

●(1)達成感を与える

子育ての本によく書かれていることとして、女の子はプロセス(過程)を重視し、男の子は結果を重視するとあります。男の子を褒めるときはできたことを褒めてあげるとよいのですが、これは大人になっても同じ傾向があります。

そのため、パパに手伝ってもらうのであれば、達成感を感じやすいことをお願いするとしっかりやってくれます。

例えば、掃除や食器の片付け、洗濯などやることが決まっていて、やったあとに、「できた!」と感じられるものの方が比較的うまくいきやすいです。実際、私のパパ友に話を聞いても家事の分担で、掃除や片付けをやっている人は多かったです。

●(2)小さいことを依頼する

単に達成感を与えるだけではなかなかうまくいきません。2つ目のコツとして、小さい範囲で依頼するのです。いきなり部屋を全て掃除してと言われても、なかなか普段ママがやっているようにできる人は少ないです。

そこで、やってもらう範囲を少なくして、例えば、お風呂だけを掃除してもらうとか、部屋の掃除も掃除機だけお願いするとかであれば、「これぐらいなら手伝える」とやってくれます。そうやって少しずつ教えていくとパパ自身もやれることが増えて、自ら動いてやってくれる人もいるようです。

●(3)好奇心をくすぐる

パパはいろいろ調べて効率的なやり方を探すのが得意な人が多いです。好奇心をくすぐるように、「何かいいやり方ないかな? 調べてほしい」とパパにお願いしてみるのもいいかもしれません。掃除の効率的なやり方やきれいにする方法など調べてやってくれるパパもいます。

そもそも頼られてうれしくないパパは少ないと思いますので、そこはしっかりパパを頼りにしてお願いしてみるといいですね。

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いかがでしたでしょうか。

そんな簡単にいくことはないかもしれませんが、ちょっとずつ変わっていってもらわないといつまでもやってくれないと思います。

最初は大変かもしれませんが、ママが工夫して少しずつできることを増やしていくと、夫婦でうまく家事や育児を分担できるようになるのではないでしょうか。参考になれば幸いです。

(ライタープロフィール)

三尾幸司(育児書コンシェルジュ)/1979年生まれ。IT会社に勤める営業マン。20代後半で結婚し、現在は3児のパパ(中2、小5、2歳 2013年現在)として育児や家事にも奮闘中! おそらく国内最年少で中学校のPTA会長を務めており、地域への貢献活動も積極的に行っている。今までに1000冊以上読んだ育児書やビジネス書の紹介をブログで展開している。また、これらのノウハウを活かし、悩みを持つパパママの相談を受けることも。定期的にパパママ交流会を開催し、育児や家事、ワークライフバランスなど意見交換をしている。子どもも親もイキイキ過ごせることをモットーに日々、仕事と家庭の両立を楽しんでいる。趣味はテニス、読書、ピアノ、プラモデルなど。

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