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まずは名前呼びから! 子ども抜きでもママ友との友情を育むコツ3つ

  • 2017.3.30
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こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。

大人になると新しい人との出会いの機会は一般的に減っていきます。でも、ママの場合は“ママ友”という出会いの形があります。

ただ、この子どもを介したママ同士の出会い、子ども同士が不仲な場合も成り立つのでしょうか?

ここでは子ども同士が不仲になっても、ママ同士が仲良く付き合っていくために踏みたいステップやコツをご紹介します。

●(1)「○○ちゃんのママ」から名前呼びへ

4歳の女の子のママHさんと、同じく4歳の男の子のママMさんは、プレママクラスで知り合って以来の仲良しママ友。

でも、子どもたちが成長するにつれ、男女というせいもあってか一緒に遊びたがらないようになったそうです。

でもHさんとMさんは馬が合い、「子どものせいで自分たちが楽しくおしゃべりできないのは、どこか変」と考え、子どもから離れたところで会う時間を作るようになりました。

ママ友の付き合いは子どもを公園で遊ばせて、子どもを互いの家に呼んでという、子ども付きの場合が少なくありません。

でもこれは、子どもたちが仲良く遊んでくれるのが前提であり、不仲だと成立しません。

それでもママ同士で気が合うのなら、子どものいない時間・場所に会う時間を作りましょう 。

子どもを保育園や幼稚園に預けている間などを有効に使って、「○○ちゃんのママ」でなく「△△さん」と名前で呼び合える付き合い方を目指します。

●(2)夜更けのウォーキング兼おしゃべりで

子どもがそこにいないだけでなく、大人同士だからこそできることで、友人関係を深めていくという方法もあります。

12歳の男の子のママMさんと2歳の男の子のママKさんとは、同じ児童館を利用していて知り合ったそうです。

男の子の子育てをMさんから学んだというKさんですが、「子どもたちは年が離れすぎていて一緒に遊んでくれないため、ママ同士で過ごす時間を工夫する必要がある」と考えました。

そこで、Kさんは互いの住居が近いところをいかし、Mさんを誘ってウォーキングを始めました。

夜、パパが帰宅して子どもが眠った後の30分程度、連絡を取り合って互いの都合がつくとウォーキング兼おしゃべりタイムのスタートです。

おしゃべりの内容は、『最初のうちは子どものことが中心だったけれど、最近はニュースの内容や夫の愚痴なんかも』とはKさん。

『出会いのきっかけは子どもだったけど、今は子どもとは無関係なダイエット仲間 になっています』とのことです。

●(3)習い事やサークル活動で

ベビーグループからずっと一緒だった子どもたちの間にいじめ問題が起き、グループは分裂。

『でも、子ども同士が遊ばなくなったからって、ママ同士の付き合いまで薄くなっていくのが悲しかった』というのは6歳の女の子のママGさん。

Gさんは最初、グループの中でも特に親しかった数名のママ友と一緒にスポーツジムや料理教室に通うなどの習い事を始めて、子どもを介したママ友から、趣味友へとその仲を発展させていきました。

『でも、グループのママたちがみんな似た趣味を持っているわけじゃなかったから、他の方法も考えなくちゃいけなかったの。それで作ったのが“サークル”』だったそうです。

Gさんが作ったサークルは、大学などにある「サークル活動」と同じで、明確な行動内容を定めず、時にはランチを、時には映画を、また時にはカラオケをと、いろいろなイベントを企画して、興味を持ち都合の合う人が参加する というスタイル。

こうして、『子どものママとしてのつながりを卒業したってわけ』といたずらっぽく笑うGさんには、イベントリーダーとしての素質や企画能力もあったようです。

●まとめとして

子どもとママは強い感情的なつながりを持っているため、子ども同士が不仲になるとママ同士もその影響をどうしても受けてしまいます。

それを最小限に抑えるために現役ママたちが取った手段がご紹介した3つ。

互いのつながりを子どもから離れた趣味などへと移していくことで、子どもの不仲がママ同士の関係にそれほど大きな影響を与えなくなるわけです。

大人になってからの貴重な出会いだけに、ママ友を趣味友に、○○ちゃんのママから名前呼びへ と進化させて、友だちの絆を強めたいですね。

●文/さとうあきこ(海外在住プロママライター)
●モデル/貴子(優くん、綾ちゃん)、坂井由有紀(央将くん)

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