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古民家をリノベーション。四季を感じる和の暮らし

  • 2017.3.29
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中古物件を購入し、リノベーションするのがもはや定番となっている昨今。古い家を新しく使いやすく。それは勿論素敵なことですが、せっかく自然に出ているアンティーク加減をも撤去するには、少し勿体ない気もします。新築には絶対出せない空気感、落ち着いた印象を与えてくれます。

古民家リノベーションの利点

現代ではなかなかお目にかかれない物が沢山

古い建物は、どうしても小さめのお部屋がたくさんある造りになっています。同居する家族が多かったから。という理由もあるのでしょうが、そう考えると現在の家族のカタチとは少し離れていますよね。間取りを変えたり、耐震強度を現在の基準に合わせたりなどの改築は、必要ですが、残せる箇所は残しておくと、インテリアも引き締まって見えてきますよ。

立派な梁も見せるインテリアとして

屋根裏に隠れていたのが、この立派な梁。現在ではコストを抑えるために、昔のような大きい梁はあまり使われなくなりました。せっかくついている大きい梁ですから、あえて見せるインテリアとして活用してもらいましょう!

贅沢な庭と縁側

古民家の魅力は、建物だけではありません。大きい庭や縁側が、標準装置だった家が多かった昔の造り。現在では考えられないほどの贅沢な造りになっているところが多いです。季節で彩りを変えるお庭を見つつ、お茶を飲みながら喧騒を忘れさせるような癒しのスペースとなります。

収納に悩まない広い玄関作り

圧巻の広さですね。昔の玄関って土間続きが多いので広くとってあるのが特徴です。これだけのスペースですと、もう靴の収納やベビーカー置き場などに悩む必要がなくなります。

思わぬ掘り出しものに出会えるかも

アンティークなタイルが印象的な洗面台。撤去するのは惜しいデザインですよね。このような備え付けの備品が、ついてくるのも嬉しい利点♡

内装はみんな和風にしてるの?

まさかの北欧風に

古民家だから、やっぱり和テイストが多いのかなと思いきや、そうでもありませんよ。皆それぞれお好きなテイストで内装を楽しんでいます。鮮やかなブルーの壁、調理器具の赤が印象的な北欧風キッチンだって、違和感なく作ることが可能です。

イエローの柱でも悪目立ちしない

LDKの壁をイエローにしても、悪目立ちしないのは流石のセンスです。これで新築ならラブリー感が強くなってしまいがちですが、古民家のシャビー感がうまく調和してくれています。

シックな男前の完成

真っ白な漆喰の壁と、アンティーク家具類の落ち着いたブラウンのコンストラストが美しいですね。築100年だからこそ完成する、大人の男前インテリア。熟成された雰囲気がありますね。

和モダンインテリアで自分を磨く

やはりしっくりとくるのは和モダンですね。庭園を見ながら、アンティークの椅子でゆっくりと読書でもたしなみたいものです。またそれが絵になるインテリアって素敵ですよね。

思いっきり和を楽しむ

囲炉裏まで作った本格派です。元が古民家ですから、やはり和のインテリアとは相性がいいですね。

玄関周辺のインテリアは?

玄関ドアは施錠だけは入念に

インテリア的には、このままでも充分素敵なんですが、やはり防犯的には少し心配になります。というのも古民家の玄関って昔ながらの、金具をクルクル回して施錠するタイプが多いのです。さすがに、それだと心もとないので、古さをいかしつつ交換したりされている方が多いですよ。

引き戸はそのまま

引き戸のタイプはそのままに、ドアだけ新品に変更。これなら外観は損なわずに防犯できますね。

広い土間を活用

広い土間部分は、シューズクロークを新たに作ると便利ですね。湿気対策のためオープン型にするのもいいですし、玄関が引き戸であれば同様に引き戸タイプでも違和感を感じません。

採光窓に組子細工

玄関の採光窓や、引き戸の部分に組子細工をいれると、また雰囲気が出ます。

勝手口はカラーで遊ぶ

玄関はお客様用。勝手口は家人用って昔は分かれていたところも多かったです。その流れを汲んで、勝手口は家族専用!と銘打ち、好きなカラーで遊んでみても楽しいですね。

まとめ

費用がお安い分、余った予算で好みのインテリアにできるという最大の利点もあります。新築では出せないアンティーク感をぜひ楽しんでください。

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