1. トップ
  2. グルメ
  3. 研究で判明!コーヒー好きは高カロリー摂取の傾向が!?

研究で判明!コーヒー好きは高カロリー摂取の傾向が!?

  • 2017.3.28
  • 1769 views


コーヒーの飲み方は人それぞれ。ブラックが好きな人もいれば、ミルクを入れる人、砂糖を入れる人、その両方という人も。だけど、最新の研究により、コーヒーにミルクや砂糖を入れる人たちは、食べるもののカロリーも高いという結果が明らかになったんだとか。紅茶でもミルクや砂糖を使うのは同じだけど、なぜかコーヒー好きの方がその傾向が顕著らしい…と、コスモポリタン イギリス版がレポートしています。

以前行われた別の研究によると、甘い炭酸飲料好きは、飲んだ分食べる量を減らしているので、全体としてはカロリーを相殺していることが判明。一方、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校とカリフォルニア大学サンディエゴ校が、19,400名のコーヒー好きと紅茶好きを対象に食生活を比較した最新の研究によれば、人々は飲み物に加えたカロリーをまったく無視していて、朝のコーヒーに入れたクリームや砂糖の分、ランチを減らそうとする人は1人もいなかったのだとか。この調査から導き出された結論は、以下の3つ。

1.コーヒー好きはコーヒーを飲むときにカロリーを足す

紅茶と比べ、コーヒーはそもそも高カロリーになりがち。というのも、コーヒー好きな人の3分の2が砂糖、ミルク、クリームを加えるのに対し、紅茶好きの中で砂糖、ミルク、クリームなどを加えるのは、全体の3分の1に過ぎないのだとか。

2.飲み方だけでなく、食べ方にも差が出る

スティックシュガー1袋が約11kcalで、牛乳大さじ1杯が約9kcal。これだけでもカロリーは増えるけど、ミルク&砂糖入りのコーヒー好きは、ブラックコーヒー好きに比べて、1日平均69kcalも多く摂取しているそう。ちなみに、ミルク&砂糖入りの紅茶好きは、ストレートティー好きに比べて、平均摂取カロリーは43kcal増。この差について、「これは単にコーヒーに入れたカロリーだけが問題ではありません」と述べるのは、研究主任であり、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校で地域医療を専門とするルオペン・アン准教授。

毎日のコーヒーをほとんどデザートのように飲む人々は、食生活そのものにも問題があり、ブラックで飲む人々よりも多くの糖分、脂肪、飽和脂肪を摂取しているとのこと。

今回の研究ではその理由についてまでは明らかになっていないものの、自分の胸に手を当ててみると、ラテを飲むときにちょっとマフィンを買ったり、クッキーを足したりした覚えがある人はいるはず…。また、飲み物を甘くしたがる人は、飲み物の甘さで急激に血糖値が上がると、その後急激に血糖値が下がることがあり、ジャンクフードに手を伸ばすという悪循環が起こりうる可能性も。いずれにせよ、さらなる研究が待たれるところ。

3.じゃあ、コーヒー党から紅茶党に変わるべき?

もし、どうしても飲み物に砂糖やミルクを入れたいなら、スキムミルクにするか、飽和脂肪ナシのローカロリーの牛乳にするのがおすすめ。紅茶好きはコーヒー好きに比べて砂糖も脂肪も余分なカロリーも摂取する割合が少ないようなので、これを機に紅茶党になることを検討するのも手かも。

とにかく、飲み物に入れたものは、すべてカロリーになると覚えておくこと。特に、その飲み方が習慣化している場合は、要注意!

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

COSMOPOLITAN UK

の記事をもっとみる