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どこを見ればいいの? 空気清浄機のタイプと目的別選び方

  • 2017.3.27
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今では多くの家庭で見かけるようになった空気清浄機。飲食店などで目にすることも多いですよね。

ハウスダストや花粉、生活臭など、空気中には人間にとって不快なものがたくさん!

外出中なら仕方ないと思えるかもしれませんが、 自宅の室内となるとなんとかして除去したいもの です。

空気清浄機の機能も飛躍的にアップしており頼もしい存在ですが、多機能になり機種も多くなるとどれを選べばいいのか悩んでしまいますよね。

そこで今回は、空気清浄機のタイプや、選ぶ際に気をつけたいポイントをご紹介したいと思います。

●空気清浄機のタイプ

一般的に知られているのは、ファンで空気を吸引し、フィルターを通すことで汚れを集めてキレイになった空気を排出するというもの。

ホコリなどの大きなチリを取り除くフィルターや、花粉などの小さなものを取り除くフィルターなど、目的にあったフィルターを複数備える ことで幅広いゴミを効率的にキャッチすることができます。

もうひとつが電気の力でホコリやチリを集める“イオン式”タイプ。

フィルタータイプと違い、ファンのように物理的に動く部分がないため、静音性に優れ本体が小さい ことがメリットです。寝室など、駆動音をさせたくない場所に適してると言えます。

これに加え、加湿機能を備えた“加湿空気清浄機”や、空気中の嫌なニオイを除去することに特化した”脱臭機”も。

ペットを飼っていたり、特に生活臭が気になったりするという場合には脱臭機も有効です。

ただし、集塵能力には劣ることが多いため、目的に合わせて使い分ける必要もあるでしょう。

●適用床面積の目安

空気清浄機には、適切な効果を得るための適用床面積が示されています。

面積が広いものほど空気を吸い込む量も増えますが、そのぶん本体も大きくなってしまうため、過剰に広いものを選ぶのも考えものです。

目安は、使いたいと思っている部屋の2〜3倍ほど のものを選ぶこと。

一般社団法人日本電機工業会によると、適用床面積というのは“規定の汚れを30分でキレイにできる広さ”を表しています。

目安として書かれている面積は「キレイにすることが可能な面積」とイメージした方がいいでしょう。

さらにフィルタータイプであれば、ゴミが溜まっていくほど効果は衰えていきます 。

6畳の部屋で使いたいという場合には、12畳以上の広さに対応した機種を選ぶとしっかりと効果を実感することができるはずです。

●メンテナンス方法の違い

メンテナンスをせずに使い続けてしまうと、効果が弱くなったり、機械の寿命を縮めてしまったりすることもあります。

このメンテナンス方法が面倒なものだと、せっかくの空気清浄機も次第に使わなくなってしまいますよね。

最近では「フィルター交換不要」「フィルターの寿命が10年」というものもよく見かけますが、これはあくまで交換が不要なだけであり、フィルターに詰まったホコリなどは定期的に取り除く必要があります 。

維持コストは高くなってしまいますが、手入れが苦手という人はメンテナンス不要でフィルター交換のみで済むものも検討してみましょう。

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ある人にとっては最適な機種も、目的が違えば効果を感じることはできなくなってしまいます。

自分が必要としている機能は何なのかを事前に把握しておくことで、空気清浄機選びもスムーズにいくはず。

お部屋の空気をキレイにして、スッキリとした毎日を過ごしたいものですね。

【参考リンク】
・空気清浄機 | 一般社団法人日本電機工業会(https://www.jema-net.or.jp/Japanese/ha/kuusei/more_know.html)

●文/パピマミ編集部
●モデル/坂井由有紀(央将くん)

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