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満開の桜トンネルも♪富山随一の桜の名所をめぐる、のんびり春さんぽ

  • 2017.3.24
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富山駅からもほど近い富山城址周辺を流れる「松川」沿いは、「日本さくら名所100選」にも選ばれる、県内随一の桜の名所です。富山の歴史と文化を感じられるお花見クルーズや、春にぴったりのコーヒーや焼き菓子を味わうお散歩に、出かけてみませんか?

富山県随一のお花見スポット

北陸新幹線・富山駅から富山市の中心市街地までは、徒歩10分ほどの道のり。その中心市街地を約2.5キロにわたって東西に流れる「松川」は、かつて富山城の外堀だった旧・神通川の名残の川で、川沿いを散策すると富山の歴史と文化を感じられます。
さらに春になるとその両岸にある約470本のソメイヨシノが咲き誇り、毎年多くの見物客で賑わうお花見スポットなんですよ。

優雅なお花見クルーズを楽しめる「松川遊覧船」

松川の桜を楽しむなら、おすすめは「松川遊覧船」です。
船長さんの歴史ロマンを感じる案内とともに、約30分間のお花見クルーズを楽しめます。全国的にも珍しい船の上から間近に見る桜のトンネルやレトロな橋を潜ったりと、川の流れのようにゆったりとした時間が過ごせますよ。夜は辺りはライトアップされ、風情あふれる夜桜を堪能することも。
桜の時期以外でも四季折々に、季節を感じるクルーズを楽しむことができますよ。

「富山城址公園」では歴史を感じるひとときを

松川に面した「富山城址公園」は、かつて富山藩前田家の居城であった「富山城」跡に整備された公園。お濠と木々に囲まれ、ゆったりとくつろげる芝生広場もあり、週末は観光客や地元の家族連れなどで賑わいます。
春の時期は、お濠の水面に映し出される満開の桜も必見です。天守閣内部の「郷土博物館」や「佐藤記念美術館」も併設されていて、富山の歴史や文化にたっぷり触れることができますよ。

おさんぽのあとは、桜が見える珈琲店でほっと一息

桜並木をゆっくり散歩したあとは、珈琲店でほっと一息つきませんか?

「富山城址公園」から徒歩約10分。香り高いコーヒーの匂いが桜並木にまで漂う、スペシャルティコーヒーと焼き菓子のお店「koffe(コッフェ)」があります。
東京の「堀口珈琲」での焙煎修行ののち本場アメリカでの生活を経て開業した、山中さんご夫妻が営む珈琲店です。
お店の目の前に広がる桜並木を店内からも楽しめるとあって、連日多くのお客さんで賑わいます。コーヒーと焼き菓子(一部)は、テイクアウトもできるのが嬉しいところですね。

「koffe」の春季限定ドリップコーヒー「さくらブレンド」(500円)は、“ほんのりと淡く色づく桜の花びら”をイメージしてブレンドされたのだとか。まろやかながら軽めの口あたりで、後味には華やかさを感じる酸味がスーッと広がりますよ。ぜひおためしあれ。

さらに、パティシエの奥様が作る「チーズケーキ」(480円)は、通年の人気メニュー。濃厚でありながらも素朴で優しい甘みのチーズケーキは、ご主人の淹れるコーヒーとよく合います。

店内のカウンターに並ぶ、素材にこだわったパウンドケーキなどの焼き菓子も人気です。その繊細で優しい味わいから、ファンも多いそうですよ。
思わず顔がほころぶような、幸せ感たっぷりの焼き菓子が揃っています。

いかがでしたか?
春の訪れをコーヒーや焼き菓子から感じられる「koffe」の周辺には、富山県ゆかりの作品を多く展示した「高志の国文学館」や、富山の名産品「鱒寿司」の名店など、観光に訪れたいスポットがまだまだたくさんありますよ。
うららかな春を感じるお花見散歩に、ぜひ訪れてみてくださいね。

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