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「わたし孤独だなあ」と思う瞬間があるから、いい恋愛ができる

  • 2017.3.21
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いい恋をしようと思えば、「わたしは孤独だなあ」と思う瞬間を増やしたほうがいいかもしれません。今回はこんなお話をしたいと思います。

■孤独を貯金する

たとえば、営業職の女子だと、仕事で知らない電車に乗って知らない町に向かっているとき、電車の窓から外の景色を眺めながら、「ああ、わたしって孤独だなあ・・・・・・いつまでこの仕事を続けるのだろう」と思うことがあるかもしれません。
あるいは彼氏にLINEを送っても、いっこうに既読にならないときに、孤独だと感じる人もいるかもしれないですね。彼とケンカしたときに、孤独を感じる人もいるかもしれない。


そういう孤独な瞬間って、たくさん味わったほうがいいです。
たくさんの「孤独だと思う瞬間」を心の中に貯めていくと、彼があなたにやってくれるなんでもないことが、すごく特別なことのように感じられます。


***


たとえば彼が「今週末もデートしようよ」と言ったとします。
あなたが「マジ?先週もデートしたし、今週末はひとりで過ごしたいな」と思いつつ、心の中で舌打ちをしたとします。
みなさん仕事などで忙しいでしょうし、週末に美容室やネイルの予約をするしかない人も多いでしょうから、毎週毎週、彼にデートに誘われるのも不都合だったりするでしょう。


でも、孤独だと思える瞬間を心の中にたくさん貯めこんでおくと、誘ってくれたことじたいがラッキーなことだと思えるのです。不思議と。
おそらく人の根本は孤独だから、誘われたことじたいがラッキーに思えるのだろうと思います。

■ラッキーから生まれたものはラッキーに返す

恋愛に限らず、友だち関係だって同じです。誘われたらラッキーと思える人は、人にどんどん好かれて、未来が明るい。取材をとおしていろんな人を見て、こんなことを感じます。
そういう人は、言わないまでも、人の根本は孤独だと知っているのでしょう。
たとえば幼い頃に、家でひとりで両親の帰りを待っていたとか、何年も彼氏ができなかったとか、進学した学校の雰囲気が肌に合わず、ひとりでつらい思いをして卒業したとか。


恋愛って、そういう自分の孤独感と、相手の孤独感が混ざり合って化学反応を起こすようなものです。誰かに彼氏候補を紹介されました!その男子と話が盛り上がりました!つきあいました!というだけではないということです。
そう見えるカップルであったとしても、人知れずふたりで孤独と孤独を混ぜあって、なんらかの化学反応を起こしたはずです。


***


お互いに長い冬を超えて、ようやく出会えた。まずこの事実にラッキーと思えること。
出会えた彼と話をしたら、どことなく孤独から救われたような気がした。この事実にラッキーと思えること。
そして彼に選ばれて、晴れてつきあうことになった。ラッキー!
恋愛って、言ってみれば、孤独とラッキーがミルフィーユのように重なってできています。
だから日々孤独を貯めつつ、多少自分のことで忙しかろうと、多少疲れていようと、彼に誘われたらラッキー!と思うことが大切なのです。(ひとみしょう/ライター)


(ハウコレ編集部)

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