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おせちの定番! 黒豆の驚くべきパワーと活用法

  • 2014.12.12
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【ママからのご相談】

北海道に住んでいる姑から黒豆が届きました。毎年お正月に向けて煮たりするのですが、いつも食べきれず余ってしまいます。何か良い活用法やレシピなどがあったら教えてください。

●A. 一見ぱっとしない黒豆ですが、実はすごいパワーを持っています。

こんにちは、ファイナンシャルプランナーで健康・美容ライターの小澤美奈子です。

もうすぐお正月ですね。そろそろおせち料理の準備を始める方が多いとは思います。そのおせちの定番である黒豆は、“マメに働く”という意味があり、他にも“健康”ということも併せ持っていると言われています。

一見、地味な黒豆ですが、実はすごいパワーの持ち主で、健康だけではなく女性にとってうれしい美容にも良い食材なのです。

今回は、おせちシーズンに向け、黒豆パワーと余った煮豆活用法についてご紹介したいと思います。

●黒豆のすごいパワー2つ

●(1)『アントシアニン』で血液サラサラ

黒豆の黒い色の正体は『アントシアニン』といい、ポリフェノールの一種である抗酸化物質なのです。血液をサラサラにするため、冷えの改善や動脈硬化などに効果があると言われています。

また、細胞の酸化も防いでくれるため、美容にも良い効果があります。黒豆は大豆の一種ですが、『アントシアニン』効果は黒豆でないと得ることができない貴重な成分です。

●(2)美肌効果や腸内環境を整える成分も!

【美肌効果が期待される成分】

・ビタミンB1

・ビタミンB2

【腸内環境を整えるもの】

・良質のたんぱく質

・食物繊維

黒豆は、まさに美容と健康の味方といえる食材ですね。

●余った黒豆の活用法2選

お正月のおせち料理などで余ってしまった黒豆は捨てずにぜひ活用してください。

●(a)お菓子に使う

マドレーヌやパウンドケーキ、タルトの上に乗せたり中に入れたりして、いつも通り焼いてください。しっとりとした黒豆がお菓子のおいしさを引き立てます。

●(b)おかずにする

出し巻き卵に入れたり、かぼちゃやサツマイモと煮付けると簡単で彩り豊かな副菜ができ上がります。

また、煮汁にもエキスが含まれているため、こちらも捨てずに活用しましょう。

例えば、そのまま黒豆茶として飲むのも良いですし、炊飯器に入れてお米と一緒に炊くとほんのり甘い黒豆エキスごはんができ上がります。

ぜひ余すところなく黒豆パワーをいただきましょう(※食べ過ぎやアレルギーには注意が必要です)。

【参考リンク】

・地域の食材を使った料理紹介(近畿地方) | 農林水産省(http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/recipe/kinnki.html)

(ライタープロフィール)

小澤美奈子(ファイナンシャルプランナー)/モットーは「人生、いつでも始めどき」。いくつになっても、チャレンジすること、ワクワクすることを続けていきたいママライター。約16年損害保険会社勤めをしながら、育児の合間にファイナンシャルプランナー資格を取得。医療事務、損害保険、証券外務員資格なども保有。現在はファイナンシャルプランナーとして、ライター・講座・相談業務等で活動中。趣味はバレエ・ヨガ、自然派志向の食生活を愛し、気軽に取り入れることができる「健康・美容・食事法」を実践。女性向け講座などでも披露する。

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