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anan「おそ松さんSPECIAL BOOK」制作秘話 前のめりな愛再び!

  • 2017.3.13
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anan「おそ松さんSPECIAL BOOK」制作秘話 前のめりな愛再び!

3月14日発売の『anan特別編集 おそ松さんSPECIAL BOOK』。熱くその制作を語ります。
anan編集部

anan「おそ松さんSPECIAL BOOK」ムックができるまで

これまた12月のとある日。「おそ松さん」のキャラクターデザイン・浅野直之さんと表紙&グラビアの打ち合わせをさせていただくため、編集部3人(私、担当デスク、担当編集)で制作会社「ぴえろ」にお邪魔しました。松野家の6つ子たちと再び、しかも、今度はまるまる一冊! ananムックでご一緒させていただく…という、これまた無謀で壮大なプランにドキドキしつつ!

昨年5月発売の2003号「おそ松さんがやってきた!!」特集の時は、“いま「おそ松さん」という素晴らしい方々とananがご一緒するには、どうしたらよいのか!”だけを、ひたすら、ただそれだけを考えて邁進していました。「初」の試みは、編集部のド直球な思い入れ(思い込み?!)を、読者の方々が不安とともに抱いてくださっていた期待感ともあいまって、神懸かり的なポテンシャルとなり、おかげさまで、大大大大大大反響!!!!!! さまざまな嬉しい反応を頂戴し、編集部としてホッと肩をなで下ろしつつ、改めて6つ子の皆様の素晴らしさに感服、感動しておりました。

「彼らと、またいつか、ご一緒したい」

そんな夢を抱きつつも、「もうこれ以上のことはできないだろう…」と。この貴重な素晴らしい体験を汚すことなく、「今回限りがいいのだろうな」と、一度は封印。とはいえ、そうは思っても「おそ松さん」への愛着は消えることなく、「再び、ananにご登場いただくには、どうしたらいいのか?」を、常に頭の片隅に持ち続けておりました。

そして番組が終了し、ほぼ1年弱。それでも、様々な形で彼らを見ない日はありません。「いまだからこそのことをananでやれないだろうか?」という思いがフツフツと大きくなっていく中、密かに編集部内チーム「おそ松さん」再結成! 編集会議開始! ああでもない、こうでもない、というディスカッションの中で、「ananの“好きな男・嫌いな男”企画を『おそ松さん』で作れたらおもしろいのでは?」という声が。旬のイケメンが多数登場する特集…、確かに! そのアイデアのもと、第2弾への扉が開かれました。

この1年、彼らはすっかり誰もが知っている国民的スターになりました。もちろん「ニートでキュートでクズ」であることは変わらないのでしょうけど(笑)。本当に希有なスターである彼らとご一緒するにはこれしかない! と、これまたおそろしく勝手な企画だけれど…と、おそるおそる企画のお願い。「浅野さんに再び描いていただける!」とのお返事が飛び込んできたとき、「また、彼らとお仕事ができる!」と、編集部一同、狂喜乱舞、万歳三唱となりました。

そして、再び相まみえた浅野さんとの打ち合わせ。「こいつら一体、何を…」と思われるだろーなーと思いつつも、もう、それは2回目。われらが変であることは、浅野さんも百も承知。膨大なスタジオ、スタイリング、ポージング等の資料をドサッと持ち込み、ananのグラビアとは?! を大熱弁。「相変わらず、前のめりですね」と、浅野さんにまたまた突っ込みを受けながらも、懲りずにそれぞれの6つ子に合わせてのグラビアコンセプトを語り合い、探り合い。「…やってみます」のお声も再び賜り、無事にご快諾(?)。そして、そこからまた奇跡が起こり始めました。

今回の彼らは、「“好きな男”企画にご登場」がコンセプト。次々に送られてくるイラストラフには、前回より少し撮影に慣れた(?)彼らの姿が。それぞれ撮影場所(スタジオ)を変えたコンセプトのソロカットは、ポージング、衣裳の着こなし、表情含めて、6つ子たちの個性があふれ出ています。浅野さんからラフが届くたびに、神の手(と言わせていただきます)が生み出す“生きている”としか思えないその凄さにゾワッとし、「天才すぎる…」と大感服。まさに、少し進化したリアルな彼らがそこにいるのです。

かくして、「6つ子たちがananの“好きな男”にリアルに登場したならば…」という、手前味噌で勝手なコンセプトは見事に具現化、そこには確かに、新しいグラビアでのナマな6つ子たちがいました! 大感涙。

これまた構想&制作期間、約6か月。これまた贅沢なことに、トト子役の遠藤綾さん、音楽の橋本由香利さん、TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDの皆さんなど、またまたクリエイティブの方々の力強いご協力を得て、特集を作成させていただくことができました。その他にも、それぞれの6つ子たちに寄り添ったanan的な特集企画も(苦笑)。「おそ松さん」の新たな魅力を、誌面で少しでも楽しんでいただけたら幸いです。(編集長K)

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