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屋根裏部屋はうつわ屋さん。福岡・糸島にある田園のなかの古民家カフェ

  • 2017.3.12
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福岡市内から車で1時間ほどの糸島市内にある「SUMICAFEと。」は、のどかな田園地帯にある古民家カフェ。隠れ家のような2階のショップでは、カフェで使われる器やオリジナルのキッチングッズなどを購入することもできます。レトロな空間で手作りスイーツと作家ものを楽しめるカフェをたずねてみました。

古民家を改装したレトロな雰囲気が魅力

福岡前原道路の前原インターから車で5分。閑静な自然に囲まれた場所に「SUMICAFEと。(スミカフェと)」はあります。築100年以上の馬小屋を改装した店内は、その古めかしい雰囲気を生かしたインテリアが落ち着く空間になっています。

糸島の天然塩”またいちの塩”を使った名物「花塩プリン」

こちらの名物が、糸島の天然塩とカラメルソースがかかった「花塩プリン」。プリンにかかっている塩は、同じ糸島内にある自社の製塩所「工房とったん」で作るミネラル豊富な「またいちの塩」。製塩のなかで少量しか採れない味の濃い一番結晶「花塩」を使っているので、粒の食感と濃厚な塩気が楽しめます。とろけるような食感のプリンに、花塩と香ばしいカラメルソースがよく合う人気メニューです。

メニューに使われる器にも注目

そのほか、地元や九州内の旬の食材を使ったスイーツが楽しめます。いちごのタルトは、甘酸っぱい糸島いちごがたっぷり使われています。カフェで使う器は、糸島をはじめ佐賀県の唐津焼など、九州の作家の作品を使っています。コーヒーカップや砂糖壺にいたるまで、シンプルながらデザイン性のある器は、思わず手に取りたくなります。

食後は屋根裏部屋のような2階のショップをたずねてみましょう

カフェの2階は「食」をキーワードにしたセレクトショップ。器やキッチン雑貨など九州内の作家作品や、地元の食材を使った加工品までそろいます。カフェで使われている天然塩や、地元の作家に作ってもらったオリジナルのキッチングッズもあるので、カフェのアイテムが気になったらぜひチェックしてみてください。

オリジナルの塩壺は通気性があって適度なサイズ感、直接手で塩をつまめるような造りという要望を伝えて作ってもらったそうです。使い手の機能性と、作家のデザイン性を兼ね備えた素敵な作品ですね。

季節の食材を使った食事と、九州内の素敵な作家ものに出合える「SUMICAFEと。」季節ごとに訪れる楽しみと発見がありますよ。

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