1. トップ
  2. グルメ
  3. スローな時間を楽しむ。川越路地裏めぐりで訪れたいスポット4選

スローな時間を楽しむ。川越路地裏めぐりで訪れたいスポット4選

  • 2017.3.9
  • 2344 views

にぎやかな通りを1本離れた路地裏には、大正〜昭和初期の面影を残す洋風建築や風情あるお屋敷が大切に残されています。おなじみの「小江戸川越」とはひとあじ違う、ちょっぴり大人な雰囲気の川越をのんびり散策してみませんか。

太陽をイメージしたレトロモダンな西洋料理店

川越で西洋料理店として親しまれてきた太陽軒は、1922(大正 )年の創業。やさしい色合いのステンドグラスをあしらった木造漆喰塗り2階建ての洋館は、アール・デコ様式を取り入れたモダンな建築物。時代にあわせた改修を行いながら、大切に守り継がれています。店内の照明や扉に施された装飾も美しく、いつの間にか大正ロマンの世界へ引き込まれてしまいます。

伝統と新しさが同居するオープンカフェ

明治元年創業の歴史ある料亭が、カフェ、レストラン、そしてウェディングも行える複合施設「HATSUNEYA GARDEN」として、2013年にリニューアル。川越市の重要建築物に指定される明治期建築の格調高い意匠を受け継ぎながら、モダンな雰囲気も併せ持つ店です。

静かな路地に面したオープンカフェは、表通りの喧騒を忘れさせ てくれる、居心地のよいスペース。おさんぽ途中のひと休みには、ふわふわのミルクがやさしい抹茶ラテがおすすめです。

四季折々に変化する庭が美しい老舗料亭

蔵造りの店が建ち並ぶ一番街の横丁を入って少し歩くと、緑に囲まれたお屋敷が見えてきます。ここは、川越の伝説的な豪商・横田五郎兵衛の別邸だった場所。明治の初めに、山屋の初代当主がこの別邸を譲り受け、現在の料亭山屋となりました。

玄関を上がると、そこは江戸の面影を残す和の世界。手入れの行き届いた中庭を、広い縁側と離れへと続く長い渡り廊下が囲みます。格式高い料亭ですが、平日なら気軽に利用できるランチも。特別な時間を過ごしに訪れてみたい店です。

ちいさなわがままをかなえてくれる製本所

観光施設・小江戸蔵里の向かいにある、古民家を利用したちいさな製本所。注文する人の要望に応えて1冊から本をつくってくれる店で、本はもちろん、手帳やノート、アルバムなど、製本技術が生かせるものなら何でも相談にのってくれます。

オリジナルのメモ帳やスタンプ帳をはじめ、手漉き和紙を使った御朱印帳などの商品も販売。川越の観光案内や妖怪伝説をまとめた豆本は、おみやげにもおすすめです。

の記事をもっとみる