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騒がないで! 新幹線で子連れ帰省するコツ5つ

  • 2014.12.11
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【ママからのご相談】

首都圏に住む、2歳息子のママです。この冬初めて息子と2人で、関西の実家まで新幹線で帰省することになりました。ちょうどイヤイヤ期もはじまり、普段から手を焼いているので、新幹線で大人しくしているか心配です。スムーズに帰省するためのよいアイデアがあれば教えてください。

●A. 乗車時間が長い新幹線での帰省は、事前の準備がカギなんです。

ご相談ありがとうございます。転勤族の妻でママライターのぬかぽんです。

私も子どもが幼稚園に上がるまでに、20回以上は新幹線で赴任地と実家を往復してきました。今回は、私や周りの転勤族ママの経験をもとに、子連れ新幹線帰省を成功させるアイデアをお伝えしますね。

●子どもとラクに新幹線で帰省できるコツ5つ

●(1)移動の荷物はなるべく少なめに

子どもが小さいときほど、おもちゃやオムツ、予備の着替えなど、必ず持たなければならない荷物が多いもの。そのため、ママの着替えやお土産などは、事前に宅急便で実家に送ってしまったほう無難です。

「ベビーカーに掛けておくから大丈夫!」というのはとても危険。狭い車内ではベビーカーを折りたたむ必要がありますし、寝てしまった子どもを抱っこしなければならない場合も。そんなときに大きな荷物を抱えていては、身動きがとれなくなってしまうのです。

●(2)小学生未満の子どもの分も指定席を確保したほうが良い

始発駅ではなく、常に混んでいる路線を利用する場合は、あらかじめ子どもの分を含めて2席確保しておいたほうがよいでしょう。いくら子どもが小さいといっても、何時間も抱っこしているのはかなり苦痛です。

とはいえ、通常は無料である小学生未満の子どもでも、新幹線で指定席をとる場合には、“特急券+小児運賃”がかかってしまいます。

料金を節約するのであれば、比較的空いている“こだま”や“ひかり”など、ゆっくりめの新幹線を使うのもおすすめです。ちなみに、広い座席だからとグリーン車に指定をとるのは、あまりおすすめではありません。

転勤族妻の友人で神戸出身のママは、グリーン車を選んだために、ヒソヒソ声で子どもと話しただけで、ビジネスマンに注意された経験があります。子連れの多い、多目的室近くの車両に指定席を確保すると、周りも騒がしいため、比較的楽な気持ちで帰省できるかもしれませんよ。

●(3)乗車前から子どもの気分を高めよう

新幹線に乗車するまでに、いい意味で子どもを疲れさせれば、車内で寝てくれる可能性が高いです。岡山が実家のママ友は、いつも1時間早く新幹線ホームに到着し、車両見学してから新幹線に乗り込むそうです。

ちょうど乗り物に興味のあるお子さんならば、大興奮ですよね。また女の子であれば、車内で食べるオヤツや駅弁を選ばせるという方法もあります。「新幹線で食べようね~」と、乗車前から気分を盛り上げるのもひとつの手です。

●(4)乗車時間はランチタイムを挟むべし

口に何かを含んでいるときは、子どもは静かです。とはいえ、何時間もお菓子を食べさせるのは無理ですよね。そこで、昼食は車内で食べるようにして、時間を稼ぐとよいでしょう。

昼食後はお昼寝をする確率が高いのもメリットです。また、おやつもスルメや塩昆布など、意外と子どもが好きで、噛みごたえがあるものも用意しておくと便利ですよ。

●(5)スマホ動画やDVDを見せるときの注意点

時間を潰すために大活躍なのが、スマホやポータブルDVD。好きなアニメや子ども番組に、子どもは集中しますよね。ただし、音漏れには注意してください。子どもは画像のみでは満足できずに、音量を上げてほしいと要求してきます。

周囲にきちんと配慮して、あらかじめ子どもでも使いやすいヘッドフォンを用意しておくとよいでしょう。

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いかがでしたか、新幹線は密室で、ビジネスマンも多く利用しています。周りのお客さんにも配慮しつつ、新幹線での子連れ帰省を少しでも快適なものにしてくださいね。

(ライタープロフィール)

ぬかぽん(ママライター)/「いつでもどこでも働く」をモットーに、転勤族の夫と小学生の娘2人と全国を渡り歩くママライター。子どもの教育・子連れ旅行・転勤族生活などなど、興味のおもむくままにとことん調べ、取材するのが得意です。また、かつて勤めた派遣会社での経験・社労士の知識をもとに、出産後のママの再就職サポートに役立つ法律問題もわかりやすく解説します。

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