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素材別に解説! まな板のお手入れポイントとカビの除去方法

  • 2017.3.4
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こんにちは。台湾在住のママライターのなかやまあぽろです。

毎日手に取るまな板ですが、ふと気が付くと黄ばんでいたりカビが生えていたりするものですね。

特に筆者が住む台湾は日本よりも高温多湿なので、日用品のさまざまなものに気を使わなくてはいけないので大変です。

そして、まな板もそのひとつです。

まな板の種類は大きく分けて木製かプラスチック製かに分けられますが、プラスチック製は安価で種類も豊富なので、用途に合わせて手軽に揃えることもできます。

木製のまな板は、プラスチックよりもほどよく柔らかで、包丁の刃と腕にかかる負担が少なく 、滑りにくいというメリットがあるので愛用している方もたくさんいるかと思います。

今回は、おうちでできるまな板のお手入れポイントを、一流ホテルのシェフにアドバイスをいただきました。

木製とプラスチック製ごとにご紹介します。

●まな板のお手入れに使用するのは“たわし”

毎日使うまな板は使用後のお手入れが肝心です。

食器の量が少ないと、ついついまな板の洗浄も食後に回しがちで、食器を洗う普段と同じスポンジでまとめて洗ってしまうということはありませんか?

実は、まな板の汚れは普段使いのスポンジでは落としきれない のです。

木製であってもプラスチック製であっても、まな板は“たわし”で洗うことが基本だそう。

特に“金たわし”が洗浄に効果的だとか。ぜひご家庭のまな板をチェックしてみてください!

●木製のまな板の手入れのポイント

(1)魚や肉を切った後、そのままお湯をかけてしまうと表面や割れ目のたんぱく質が固まってしまい、汚れ落ちが悪くなることも。まずは食器洗剤と水で洗い流しましょう。

(2)水で洗い流した後、塩やクレンザーをふりかけ、たわしでよく洗います。その後ぬるま湯で洗い流しましょう。

(3)毎洗浄後は、清潔な乾いた布巾などで余分な水分をしっかりふき取ります。

(4)まな板の木目が垂直になるように立て、風通しの良い日陰でよく乾燥させます。

濡れたままのまな板を直射日光に当てることも割れや反りの原因となるそう。

また、食器洗浄機や乾燥機も、過乾燥によるまな板の割れや反りの原因になる ので、使用は避けたほうが良いでしょう。

●木製のまな板にカビが生えたら

木製のまな板にカビが生えてしまっても、漂白剤で落とすことができます。ポイントは、“つけおき”タイプの漂白剤 を使用することです。

泡状のものは泡が垂れてシミを作ってしまうこともあるそう。漂白後はしっかりとすすぎます。

●プラスチック製のまな板の手入れのポイント

(1)水と食器洗剤で汚れを落とします。

(2)魚や肉の臭みなどが気になる場合は、簡単なお手入れの方法として熱湯消毒ができます。まな板を熱湯消毒する際は耐熱温度を確認してください。

低密度ポリエチレンやEVA樹脂などの材質だと、耐熱温度は90度までとなっています。まな板の材質は、新しく購入する際もチェックしたいですね。

(3)乾いた布巾で水分をふき取り、よく乾燥させます。

プラスチック製のまな板は木製のまな板より材質や形などの種類が豊富で、用途に合った使い分け ができ、更にお手入れが簡単なところが魅力的ですね。

最近では耐熱や抗菌といったまな板も数多く並んでいるので、自分にぴったりなものが見つけられるかもしれません。

●プラスチック製のまな板にカビが生えたら

木製のまな板同様、漂白剤でカビを落とすことができます。効果的な落とし方は、まな板の表面にムラなく漂白剤を塗り、一晩ラップをかけておきます。

翌朝きれいに水洗いすると、新品のようにカビが取れる そう。

まな板の黄ばみにも同様の効果が得られるので、漂白剤の取り扱いに気をつけながら、ぜひ試してみたいものですね。

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いかがでしたか? 毎日お世話になるまな板も、簡単な手入れを続けることによって長く使うことができます。ぜひ今日から試してみてください。

【参考リンク】
・まな板のお手入れ方法 | ひのき木工品・小物・まな板の【杏吉】(http://www.ankichiwood.com/article/13534606.html)

●ライター/なかやまあぽろ(ママライター)
●モデル/福永桃子

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