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今の時期限定。椿のまちでいただく、ピンク色のかわいい「椿クレープ」

  • 2017.3.4
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三陸の静かな漁業町、岩手県・大船渡市にある、小さなクレープ屋さんが今、話題。春先に咲くツバキを模したピンク色のクレープや三陸鉄道モチーフのものなど、かわいいオリジナルクレープがいろいろあります。

地元の人も観光客も。幅広い世代に人気のクレープ屋さん

岩手県盛岡市から車でおよそ2時間。「リアス式海岸」で知られる三陸海岸南部に位置する大船渡市。その中心部である盛駅から徒歩数分のところに「ちっちゃなクレープ屋さん」はあります。

今からおよそ9年前に、大船渡で初のクレープ屋として開店。「若い子が学校帰りに寄り道できる場所を」と始めたお店は、今や子どもからお年寄りまで幅広い世代のお客さんに愛されるお店になりました。

北限の椿をイメージ。地元産りんごもたっぷり

中でもこの時期にぜひ食べてほしいのが、大船渡の花・椿を模した「椿クレープ」。
ピンク色のクレープ生地でカスタードとホイップクリームをくるみ、頭の部分を椿の花のように折り込んだオリジナルクレープです。中には隣市・陸前高田の名産「米崎りんご」のコンポートがゴロゴロ。甘さ控えめのカスタードやホイップとのバランスが絶妙です。

今なら、市内のミュージアム「世界の椿館・碁石」で開催中の「三陸・大船渡つばきまつり」の期間中に限り出張販売もしています(販売日は要確認)。

地元の鉄道会社をイメージした「三鉄クレープ」

「ちっちゃなクレープ屋さん」には、ほかにもオリジナルの「ご当地クレープ」があります。

そのひとつが、地元市民の生活の足・三陸鉄道をイメージした「三鉄(さんてつ)クレープ」。三鉄の車体カラーであるトリコロールを、ホイップクリームとストロベリー・ブルーベリーの2種のソースで表現。ひとつひとつ型を抜き、チョコペンで模様を入れたウミネコ(大船渡の鳥)のチョコをトッピングしています。

クレープを飾るチョコレートは、どちらもひとつひとつ型を抜いて作っているもの。特にウミネコの抜き型は貴重品。東日本大震災の津波で流されてしまいましたが、撮っていた写真をもとに神戸の業者さんが再現してくれたものだそうです。
ほかにも、世界遺産登録を記念し作られた「平泉クレープ」、定番のチョコバナナ、ハムサラダなどのおかず系、季節限定など、メニューはおよそ50種類。ドリンクメニューもあり、イートインもできます。三陸の春を告げる椿と愛らしいクレープを味わいに、大船渡を訪れてみませんか。

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