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とにかくスピード勝負! 認可保育園に落ちたらすぐにやるべきこと8つ

  • 2017.2.27
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共働き家庭にとって、保活の結果は運命の分かれ道。

今期、保活に奔走したママたちも、1月から2月にかけてはドキドキしながら区役所からの通知を待っていたのではないでしょうか。

通知の封筒は、ひと目見ただけで結果がわかる無情なものです。

入園許可の場合、その後の手続方法を知らせる手紙が同封されていて、分厚くズッシリしています。でも、不承諾の場合はたった1枚、不承諾通知が入っているだけのペラペラな封筒……。

あの薄い封筒を手にしたときの、悲しい気持ち、悔しい気持ち、絶望するような思い。経験者にしかわからないつらさですよね。

でも、歎いてばかりはいられません。保活はまだまだ続くのです。

冷静に粘り強く行動し、最後に笑ったママたちはたくさんいます。今回はそんな先輩ママたちに、認可園の一次募集に全滅したらすぐにやるべきこと、やったことを聞いてみました。

●リベンジ保活は冷静さがカギ

●認可園の二次募集

一次募集の結果が出てしばらくすると、二次募集の情報が出始めます。ほとんどの先輩ママたちは、この二次募集にも応募していました。

『不承諾通知を受け取ると、ワーッと焦ってしまいがち。でも、こんなときこそ冷静さが大切です。私はすぐに自分が持っている 指数を再計算 し、当落ラインと比較してどれくらい不足しているのか確認しました。当落ラインは役所に聞いても教えてくれません。実際に入園できたママ友に直接聞いてみるのがベストですが、最近ではネット上に情報が落ちていることもあります。粘り強く調べてみてくださいね』(30代女性/会社員/二次募集で認可に入園)

再応募の前に必ず、“なぜ一次募集で不承諾になったのか”を分析するのがコツのようですね。

また、リベンジする際には園の志望順位も考え直すべきというアドバイスもありました。

『できるだけ多くの園の当落ラインを把握しましょう。そして、自分の持ちポイントで入れそうな園を第一志望にするのです。多少遠かったり、希望にそぐわない点があったりするかもしれませんが、そこは目をつぶって。通い始め、慣れてしまえば気にならなくなる部分もたくさんあるものですよ』(40代女性/会社員/二次募集で認可に入園)

●認可外への応募

認可だけでなく、認可外保育園の情報も調べましょう。こちらはとにかくスピード勝負のようです。

『すぐに認可外保育所へ連絡したところ、ちょうどキャンセルが出たということで運よく入園できました。のちに園長先生にきいてみたら、「認可に入園できたご家庭がバタバタとキャンセルを出すので、当落結果が出てすぐは空きが出やすい タイミングなんですよ」とのことでした』(30代女性/公務員/認可外に入園後、認可へ転園)

『認可外保育園は、認可園のように指数計算方式を取っていません。早い者勝ちで入園が決まることも多いので、すぐに行動したほうがいいですね。私は数人とバッティングしていたようで、「一番早く入園手続きをし、費用を支払った家庭に決める」と言われてしまい……あわてて銀行へ走りました』(40代女性/自営業/認可外へ入園)

●早めにしておきたい、職場への連絡と確認

●育休の延長申請

育児休暇は、最長で1年6か月まで延長できます。会社によってはもっと延ばせることもあるので、制度を確認しておきましょう。

『直属の上司と関係部署に、育休を延長する可能性がある旨を伝えました。最終的にはどこにも入園することができず、2年弱取得することになったのですが、「早めに連絡してくれたので対策を立てることができた。ありがとう」と言われました』(20代女性/会社員/育休延長後、認可外へ入園)

●勤務形態を変えられるかの確認

『時短勤務、パートへの転向、リモート勤務の可否なども確認しておきましょう。可能性は低いかもしれませんが、訴え続けることで打開策が見えてくることもあります』(30代女性/会社員/リモート勤務に切り替え、子どもは入園させず)

●福利厚生制度を確認

ふだんあまり気にすることがない会社の福利厚生制度。こういうときこそチェックするべきという声もありました。

『会社の福利厚生制度の中に、ベビーシッター会社の割引制度 があったんです。定価で依頼すると大変高額になってしまうところ、グッと安く使うことができたのでとても助かりましたよ』(30代女性/自営業/民間ベビーシッター使用後、認可外へ入園)

●その他の預け先も検討しよう

●両親などへの打診

『こうなったら、なりふり構っていられない! と思って、両親、義両親、叔母や義理姉などあらゆる親戚にヘルプを出しました 。みんな快く助けてくれたし、娘もたくさんの大人たちにかわいがってもらえて喜んでいましたよ』(40代女性/会社員/親戚に依頼後、認可へ入園)

●ファミサポやシッター

『家庭的保育、ファミサポ、シッターさんなどを片っぱしから調べました。安価なのはやはり行政が行っているサービス。これをメインに使いつつ、足りない部分は民間のシッター会社を依頼してしのぎました。それでも結構お金はかかり、赤字スレスレでしたが、仕事を辞めるよりはいいはず……と自分に言い聞かせ続けてましたね』(30代女性/会社員/ファミサポ等に依頼後、認可外へ入園、その後認可へ転園)

●幼稚園

ほとんどのワーママたちは、共働きイコール保育園、と考えがち。でも実は、勤務の形態や時間帯によっては幼稚園だって大丈夫なんです。

『小規模園に2歳まで入れていましたが、「3歳の壁」にぶちあたり、3歳児クラスへの編入で全滅。そんなときにママ友から「幼稚園でも預かり保育やってるよ!」と教えてもらったんです。16時すぎまで預かり時間を延長することができる幼稚園に入れて、そのまま年長まですごしました。夕方の時間帯は、英語や体操を教えてくれる先生がいらっしゃるので、とても有意義に過ごしていましたよ』(30代女性/会社員/勤務時間を調整し幼稚園へ入園)

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いかがでしたか?

保活は本当に厳しい戦いですが、一次で破れても、まだまだ手段はあります。

強く賢いワーキングマザーでいつづけるために、しっかりと対策を立て、次の手を考えましょうね。

●文/パピマミ編集部
●モデル/杉村智子(まさとくん)

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