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ジブリの製作現場へ #深夜のこっそり話 #597

  • 2017.2.26
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先日宮崎駿監督が新作の長編を製作中、とのニュースがスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーから明かされましたが、時を同じくして三鷹の森ジブリ美術館に初めて伺う機会に恵まれました。
猫バスのふかふかした座り心地(2017年5月までの企画展では大人も乗れる猫バス展示が!)やトトロのステンドグラスにときめきつつ、見入ってしまったのが常設展示室の「映画の生まれる場所」。まるで先ほどまでそこに人が作業していたかのような仕事場が再現されているのですが、なかでも「監督の仕事の中でももっとも大切」と紹介されている絵コンテを書く人の机は目が釘付け。シーンの流れや内容、セリフ、効果音まで記載された、映画の設計図と呼ばれる絵コンテ。宮崎監督の手書きで、コンテ用語集として「コンテ遅れ、ダメコンテ、ヘボコンテ…」などと書かれていてドキッ。編集の仕事でも絵コンテが誌面を作る上で大事なベースなので規模は違うにしろシンパシーを感じつつ冷や汗が。
そのほか美術やアニメーター、絵付け、編集の仕事が紹介され、夜を徹して作業されたであろう膨大な作業量に気が遠くなりますが、だからこその完成度。週末の夜はジブリ作品を改めて見直してパワーをもらいたいです。(エディターS)


ステンドグラスにはトトロが!

屋上にはラピュタのロボット兵(約5メートル)が

足元にラピュタの紋章が隠されていました

昨年、2011年の開館以来のリニューアルで生まれ変わったそう!

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