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仕事復帰の壁は高い? 主婦がパート探しの際に押さえるべきポイント3つ

  • 2017.2.25
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こんにちは、ライターのNANARUKAです。

この春、下のお子さんが入園や入学を控え、日中に自由時間が持てるママさん、久しぶりのひとり時間をどうやって過ごそうと考えていますか?

のんびり趣味にあてたり習い事を始めたり、このタイミングで仕事に就こうと考えている方も多いかもしれません。

自由時間といっても日中に数時間。朝晩には家事をこなさなければなりませんし、土日に家を空けるわけにはいかないという方も多いと思います。

限られた時間を就業に使うためには、入念な下準備と心積もりが必要です。

今回は、この春にパートやアルバイトを考えている主婦の方へ、知っておくとタメになること、スムーズに決めるためのコツを求職経験のあるママさん方の意見をもとにご紹介します。

●(1)希望職種の繁忙期や忙しいピーク時間を把握しておく

●39歳/12歳男の子、10歳男の子のママの場合

『朝の時間を有効活用したくて仕入れ時間の早い花屋のアルバイトに応募したことがありますが、あちらからの要望は「スタートは遅くていいので19時まで勤務」でした。

同じことを考えている主婦アルバイトが多いらしく、朝から夕方までは人員が足りているそう。さすがに夜まで子どもたちを残してはおけないので諦めました。

「主婦歓迎」の仕事には、同じような考えの主婦が多いのが当たり前 、と思っていた方がいいかもしれません』

●42歳/13歳女の子、8歳女の子のママの場合

『独身時代にやっていた販売の仕事を短期アルバイトから再スタートできれば、と思い、2か月限定アルバイトの面接を受けに行きましたが、時期的に世間は年末商戦中だったため、土日、クリスマス、年末年始はほとんど出勤してほしい と言われビックリ。

かきいれ時なので当然といえば当然なのですが、夫と子どものいる身としてはありえない要望に、仕事復帰への壁の高さを感じました』

●(2)夫や祖父母のサポート体制をしっかり確認

●37歳/8歳男の子、6歳男の子のママの場合

『家計を助けるためにパートをやたらとすすめてくる夫ですが、そういう自分は早朝出勤、深夜帰りがほとんど。私が仕事を始めるということは学童保育や子どもが病気にかかった際のサポートなども必須 。

祖父母の手も借りなければならない場面が出てくるかもしれないのに、そういうことを何もわかっていない様子で、「パートでもすれば?」ばかり言うのでいつもイラッときます』

●41歳/10歳女の子、7歳男の子のママの場合

『主婦である私に、「仕事もしないで生活できていいわね」「そろそろ仕事も考えれば?」なんて軽く言ってくる実母ですが、たまに孫の面倒を頼むといつも渋られます。

これでは私が仕事を始めても、いざというときの協力が得られるか不透明でなかなか踏み出せません』

●(3)家族ある身に理解を示してくれる職場を選ぶ

●38歳/12歳女の子、10歳女の子のママの場合

『面接では担当者との会話が弾み、「主婦であることはまったく問題ない」「ほぼ採用」と言ってもらえたので、そのつもりで準備をしていましたが、数日後にまさかの不採用の連絡。

家から近かったこともあり、後日さり気なく通りかかってみたのですが、若い女の子が朝から晩まで働いていました。やはり主婦のシフトは弱いんだな~ と感じました』

●42歳/13歳男の子、11歳女の子のママの場合

『新しいパートが決まったのに、運悪く同時に子どもがインフルエンザにかかり、初っ端から欠勤続き でとても気まずい思いをしました。

「同じことが何度も起きないように」とやんわり注意されましたが、子どもなんていつかまた熱を出すもの。そのときは子どもを祖母に頼むにしても、病気の子を何日も預けるのは無理。毎日ハラハラして心臓に悪いです』

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いかがでしたか?

この世の中、本当に女性や主婦が働きやすいものになっているのでしょうか。はたまた、子育て女性の社会復帰への壁はまだまだ高いのか……。

理想と現実はなかなかマッチングしないもので、新たな世界へやる気を持って飛び込んではみたものの、なかなか思い通りにはいかず、苦しく歯痒い思いをしているママさん方が多かったのが印象的でした。

同時進行で進める家事育児、家族と自分の時間のやりくり、それを毎日こなす体力と健康管理能力、責任感などなど、挙げればキリがないほど、実は主婦って多才な人材だと思うのですが……。

●ライター/NANARUKA(フリーライター)
●モデル/神山みき(れんくん)

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